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「独島は韓国の領土」22日、光化門に約5千人の声が響き渡る

登録:2017-02-22 00:26 修正:2017-02-22 06:43
独島財団、午後1時から、独島を愛する文化祭り開催
2014年10月、ソウル光化門で独島祭りが開かれ、約5千人が「独島はわが領土」を叫んだ=財団法人「独島財団」提供//ハンギョレ新聞社

 ソウル光化門(クァンファムン)に、「独島(日本名・竹島)は韓国領土」と叫ぶ5千人の声が響き渡る。

 財団法人「独島財団」(理事長ノ・ジンファン)は社団法人「独島を生かす国民運動本部」(会長ムン・ジェイク)など、独島関連団体とともに22日、ソウル市内の光化門広場で「世界に告げる。独島は大韓民国の領土だ」というテーマで、独島を愛する文化祭を開催する。

 独島財団側は「丁酉年(2017年)の新年が始まると共に聞こえてきた日本外相の妄言と日本の独島挑発などが相次ぎ、国民の独島守護の意志を高めるために行事を用意した」と明らかにした。独島財団のパク・ギョングン研究員は「これまで慶尚北道地域で独島関連の行事を開いてきた。しかし、日本の挑発は日増しにひどくなっている。今度は全国民の声を集めるために、ソウル光化門で独島を愛するイベントを開く」と話した。この祭りには10以上の独島関連団体からメンバー約5千人が参加する予定だ。

 同日午後1時、社団法人「韓国青少年奉仕団連盟」と「大学独島サークル連合会」所属の中・高校生と大学生たちがダンスとテコンドーのエキシビションをはじめ、独島の心臓の音を象徴する大太鼓公演とチェロ演奏で祭りの幕を開ける。

 さらに、午後2時からはミュージカル公演や天才と称される電子バイオリニストのユジン・パクの「江原道アリラン」演奏、独島を愛する外国人サポーターズのフラッシュモブが続く中、日本の学生たちに伝えるメッセージや独島守護決議文の朗読、独島道路名住所の除幕式、独島を愛する全国民の念願が世界へ広がってほしいとの願いを込めた風船飛ばしが行われる。同日の祭りにはキム・グァンヨン慶尚北道知事が出席し、日本の「竹島の日」行事を強く糾弾した後、「直ちに中断し、今後いかなる挑発行為にも憤然として立ち向かう」ことを明らかにする予定だ。

 祭りが終わった後、参加者らは光化門広場を一周する「平和ウォーキング」をしながら人間の鎖を作り、独島守護の意志を確認するパフォーマンスを演出する予定だ。独島に住んでいるキム・ソンド、キム・シンヨル夫妻も光化門祭りに出席し、独島警備隊員、独島灯台守、独島を愛する世界中の外国人の友達宛に葉書を送る行事も準備している。

 独島財団のチョ・フンヨン事務処長は「文化と芸術を通じて、独島が大韓民国の領土であることを全世界に知らせるため、祭りを開く。全国民が独島に関心を持って独島守護の意志を確かめるきっかけになってほしい」と話した。

ク・デソン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/area/783532.html 韓国語原文入力:2017-02-21 15:06
訳H.J(1288字)

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