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ハンナラやむを得ず‘一歩後退’…パク・クンヘ‘直撃弾’にさらにふらふら

原文入力:2009-01-05午後07:36:36
パク前代表 “ハンナラ党法案 国民に失望と苦痛抱かせる”
ホン・ジュンピョ “岩にあたれば帰る方法”気持ちをなだめること
イ・サンドゥク “10日猶予…完ぺきな準備後に再開” 戦列整備

シン・スングン記者チェ・ヘジョン記者

←パク・クンヘ前ハンナラ党代表(左側)が5日午前ソウル,汝矣島の党事務所で開かれた最高・重鎮連席会議で「ハンナラ党が国家発展と国民のためにと出した法案が今国民にむしろ失望と苦痛を抱かせていてとても残念だ」と指摘した後かたい表情をつくっている。 右側はイ・サンドク議員. カン・チャングァン記者chang@hani.co.kr

‘立法戦争’の旗を高く掲げて速度戦を敢行したハンナラ党が5日野党の粘り強い座り込み戦とキム・ヒョンオ国会議長の大妥協要求に押され、事実上休戦を宣言した。こうした中、非主流座長のパク・クンヘ前代表がハンナラ党の一方主義を強く批判に出て与党内部に微妙な波紋を呼んでいる。
ホン・ジュンピョ院内代表はこの日記者らと会って「水が流れて岩に当たれば帰る方法」としながら「どうせ年末が過ぎたので気持ちをなだめることをしなければならない」と話した。大統領府の‘85ヶMB立法’貫徹意志を代弁して‘対野党強硬論’を主導してきたイ・サンドク議員もこの日冷却期を持つ必要性を提案した。

しかしこれらの気流は言論関係法など争点法案貫徹という戦略的目標の修正というよりは、与党の戦列を再整備するための戦術的後退と分析される。実際,ホン・ジュンピョ院内代表はこの日「私たちはキム・ヒョンオ議長が苦心の末に決断するといって(野党と)対話をして合意にならなければ職権上程をできた。それで金融-産業分離法案だけちょっと調整するか合意案を土台に議論してみようといった。ところでキム議長が民主党要求を100%聞き入れて民主党が‘勝った’と考えることになったので何が交渉だと言うのか」と話した。

イ・サンドク議員とコン・ソンジン最高委員など親イ・ミョンバク系統重鎮らが相変らず85ヶ争点法案一括処理意志を守っているのも同じ脈絡だ。イ・サンドク議員はこの日最高重鎮会議で「猶予期間を置いて完ぺきに(戦闘)準備を終わらせて、あちらも占拠を解いて措置を取って始めよう」と話した。パク・ヨンジュン大統領府広報企画官がこの日「85ヶ程度は通過されなければならない」として「言論法改正案に対する抵抗は狂牛病の時と似た非合理的主張が多い」と明らかにしたところにも大統領府の争点法案貫徹意志があらわれている。

しかし大統領府と親イ・ミョンバク系統強硬派らの‘戦列整備の後、MB法案一括立法再推進’戦略が成功するかは未知数だ。野党の対応と国民世論などの変数にこの日‘パク・クンヘ変数’まで加勢したためだ。

パク前代表はこの日、最高重鎮会議で“野党が国会議事堂を占拠したことは真に誤ったこと」と野党の座り込み前を批判した。しかしパク前代表の主な標的はハンナラ党強硬派であった。

彼女は「ハンナラ党が国家発展のため国民のためと言いながら出した法案(処理過程)が国民に失望と苦痛を抱かせている点もとても残念だ」と強い語調で批判した。彼女はまた「去る選挙で国民はハンナラ党が政策を繰り広げるように権限を委任した」としながらも「しかし同時に私たちを多数党とすることによって国会を正常に運営し国民が望む方向に導いて上げるように願うという責任も私たちに付与した」と話した。パク前代表は「法案の是非を別にして国民統合のために多数党のハンナラ党が一歩進むべきではないかという考え」としながら「指導部でこの間たくさんこらえられたとしても多数党として国民の前に大きい絵,大きい姿をお見せしなければならない」と指摘した。

パク前代表の発言には多数の力だけで国民的合意や妥協努力なしに押し通す形態を正面から指摘する意味がこめられた。したがって与党指導部が冷却期以後、一方主義形態を再び見せた場合、パク前代表の問題提起で与党内部論争が始まる可能性が予想される。親パク・クンヘ系統ホ・テヨル最高委員も記者らに「放送法・銀行法など争点法案が国会に提出され数日だし、法案の真正性を国民に知らせるのにも不十分だった」として「パク前代表の発言は与野党間対話を通じて大きい政治をしろということ」と同調の意向をほのめかした。シン・スングン,チェ・ヘジョン記者 skshin@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/331439.html

原文: 訳J.S