本文に移動

龍山惨事 いつのまにか200日 政府はまだ何も言わない

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/370076.html

原文入力:2009-08-08午前12:05:34
“生存権叫ぶ国民を鎮圧することばかり繰返し”

イ・ギョンミ記者

←龍山惨事がおきて200日を迎えた7日午後、‘龍山汎国民対策委員会’会員と遺族たちがソウル市庁西小門別館前で‘龍山惨事解決’を要求するステッカーを歩行者保護柱に付け集会を開いている。キム・ジョンス記者jongsoo@hani.co.kr

‘龍山惨事’犠牲者遺族と市民・社会団体の‘戦い’が200日をむかえた。
龍山惨事汎国民対策委員会(龍山汎国民対策委)は7日、惨事200日をむかえソウル市庁別館前で‘龍山惨事解決および撤去民生存権保障大会’を開いた。

この日の行事で遺族ユ・ヨンスク(48)氏は「双龍自動車事態で特攻隊が倒れた労働者たちを殴打する場面を見て、龍山惨事当時を思い起こして心が痛んだ」として「生存権を叫ぶ国民を特攻隊で鎮圧することが繰り返されている」と話した。

この日の大会には仏教人権委員会,民主化実践家族運動協議会(民家協)等の市民・社会団体関係者も参加し龍山惨事問題を放置する政府を批判した。クォン・オホン民家協良心犯後援会名誉会長は「自然災害で国民が死んでも対策をたてるのが国家なのに、公権力投入過程で国民が死んだことに謝罪もせず真相究明さえしないというのは本当に残忍だ」と話した。

この日夕方8時には惨事現場のソウル,龍山区,漢江路2街の南一堂ビル前で‘龍山惨事200日追慕祭’が開かれた。追慕祭は仏教人権委員会,天主教正義具現全国司祭団,龍山惨事キリスト教対策会議,円仏教社会開びゃく教務団など4ヶ宗教11ヶ宗教団体が主催し、故人の御霊を慰労する宗教儀式と追慕公演が続いた。

汎国民対策委はこの日決議文で「龍山惨事が忘却されてはならない」として「民主主義と人権を念願するならば、龍山惨事の真相を糾明し故人の名誉が回復できるように皆が力を集めなければならない」と強調した。

遺族と龍山汎国民対策委は先月20日、惨事半年を迎え犠牲者5人の遺体をソウル市庁前ソウル広場に移し焼香所を用意しようとしたが、警察の源泉封鎖で失敗に終わった経緯がある。その後、遺体が安置された順天郷大病院で政府を相手に戦いを続けている。

イ・ギョンミ記者kmlee@hani.co.kr

原文: 訳J.S