原文入力:2009-08-07午後09:43:58
事務局, 一部内容 抜けたまま憲法裁判所に証拠提出
効力争う核心資料…民主 “故意的” 強力反発
ソン・ホジン記者
国会事務局が言論関連法の強行処理当時、放送法1次投票結果など‘再投票無効’論議と関連して、敏感な部分が脱落した本会議会議録を憲法裁判所に証拠保全資料で提出したと発表された。
民主党 ‘言論悪法源泉無効・民生回復闘争委員会’ 法務団長のキム・ジョンニュル議員は7日「事務局が憲法裁判所に出した会議録を見れば放送法投票当時、ハンナラ党議員らの声や反応は会議録に反映されているが、電光掲示板に議決定足数未達と告示された1次投票結果と ‘否決’ ‘(再投票以後)無効’ と叫んだ民主党議員らの声が全く反映されていない」として「意図的脱落」と話した。民主党は言論法処理直後、会議録にこういう部分が抜けていることを知り、問題を提起したが事務局は去る5日、主要状況が脱落した会議録などをそのまま憲法裁判所に出した。会議録には「(投票を)ちょっと待たなくてはなりません」 「終了してはだめだ」等、当時差し迫っていたハンナラ党議員らの声らは含まれている。
憲法裁判所は国会の‘自立権’を尊重し会議録を事実認定の基礎資料としている。憲法裁判所は2005年12月、私学法が通過した後ハンナラ党が当時開かれたウリ党の代理投票疑惑などを理由に権限争議審判を請求した時も「会議録上これを認める何の証拠もない」として棄却した経緯がある。
事務局関係者は‘会議録脱落’と関連して「イ・ユンソン副議長が(1次)投票結果を言わず記録に残っていいない」として「言葉がなければ記録もしない」と解明した。しかし国会法111条は表決数と投票者,賛否議員声明などを会議録に記載するように規定している。
民主党はこの日‘会議録脱落’に対してキム・ヒョンオ国会議長を訪ね抗議した。キム議長は「会議録訂正申請書を出せ」として事実上訂正拒否の態度を見せた。キム・ジョンニュル議員は「国会法117条には訂正申請をすれば本会議で討論なしで議決することになっている。ハンナラ党議員が過半数なのに通過するわけがない」と話した。
ソン・ホジン記者dmzsong@hani.co.kr
原文: 訳J.S