登録 : 2016.11.03 22:29 修正 : 2016.11.04 04:38

韓国保健社会研究院報告書 
80年代に差が縮まったが90年から再び開いた 
「これからも格差は続く見込み」

食糧配給を受け取るために列を作っている北朝鮮住民たち=資料写真//ハンギョレ新聞社
 韓国と北朝鮮の平均寿命に11年以上の格差があることが分かった。

 3日、経済協力開発機構(OECD)大韓民国政策センターのチョ・ギョンスク研究員が、韓国保健社会研究院の報告書に掲載した「統一ドイツの事例を通じて見た南北の主要健康指標の現況と展望」報告によると、2015年現在、韓国の平均寿命は女性84.6歳、男性78歳であることが分かった。この数値は、北朝鮮の73.3歳、66.3歳に比べてそれぞれ11.3歳、11.7歳多い。このような南北の平均寿命の格差は1990年代に入ってから本格化したという。1965年には、韓国女性の平均寿命は57.6歳で北朝鮮の女性の54.6歳より3歳多かったものの、それ以降格差は縮まる傾向にあったが、1990年に再びその差が3.3歳となり、最近は11.3歳に開いた。男性の場合、1965年には韓国が52.3歳で、北朝鮮の48.4歳より3.9才多く、その後も格差が拡大し、2000年には11.8歳、昨年は11.7歳の差があった。

 南北の平均寿命の違いは今後も続く見通しだ。韓国統計庁の資料と北朝鮮統計を分析した結果、2030年、2040年、2050年、2060年の韓国人女性の平均寿命は87.7歳、89.3歳、90.7歳、92.1歳へと増え、北朝鮮の女性も76.7歳、78.5歳、80.1歳、81.6歳に延びる見込みだが、10歳程度の差は縮まらないと推定された。チョ・ギョンスク研究員は、同報告書で「南北間の平均寿命の差は統一前の東西ドイツに比べて大きい」とし、「統一が実現されてもかなりの期間は格差が続く見込み」だと明らかにした。

キム・ヤンジュン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

韓国語原文入力:2016-11-03 12:23
http://www.hani.co.kr/arti/society/rights/768606.html 訳H.J(885字)

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