原文入力:2009-08-02午後01:55:36
双龍車労使交渉 決裂
労組員ら期待はずれ 衝撃…12時30分より停電
“会社, 対話口実 見せ掛け”非難…警察,ヘリコプター巡察開始
ホ・ジェヒョン記者
←2日午前ハン・サンギュン金属労組双龍車支部長など組合員幹部らが報告大会に参加している。 ホ・ジェヒョン記者
労使交渉が決裂したという知らせが伝えられるや交渉結果を待って篭城を続けてきた組合員らは衝撃を受けた様子だ。労使が‘終末交渉’という表現を使いながら交渉に臨み、大変だがどんな方法ででも折衷案を出してくるものと期待をしてきたためだ。一部組合員は2日決裂の知らせが伝えられるや工場正門を通じて帰宅したと知られた。
ある組合員は‘衝撃’という表現を使いながら激しい感情を表した。シン・某(35)氏は「会社が先に交渉決裂を宣言するとは思わなかった」として「皆衝撃を受けていた」と話した。彼は「破産だけは防ごうとしたがなぜ会社が決裂を宣言したのか理解できない」と話した。
大部分の組合員は「会社側が立場を無理に守って決裂に達した」として会社側の交渉決裂宣言を非難している。シン・某(44)氏は「40%だけ助けるならば、今まで共に戦ってきた組合員の間に戦いを起こすということになり、組合がこれをどうすれば受け入れられるか」として「無給休職期間8ヶ月を16ヶ月に伸ばすなど、方法もあるのになぜ決裂を宣言したのか分からない」と不満を打ち明けた。チョン・某(35)氏は「6:4提案(40%だけ救済)するという会社側の案はどうせ受け入れられない水準だった」として「会社が対話を言い訳に見せ掛けの形を作った。何人かが死ぬことを願っているようだ」と話した。
だが組合員らは相変らず交渉が再開にされることを期待している表情だ。70日以上継続されてきたストライキで、疲労度が相当な水準に達しているし破局だけは防ごうという認識が相変らず強いためだ。イ・某(38)氏は「整理解雇案だけに会社側が拘らずに対話が再開にされ、破局だけは防げればうれしい」と話した。
篭城場の中では10時30分から緊急報告大会が開かれた。この席に参加した組合員らは内部動揺することなく継続して戦っていくことを互いに確認する様子だった。ハン・サンギュン金属労組双龍車支部長は「私たちを丸太とみなし、今後も試そうとするならば、以後に発生する不祥事については責任を負うことはできない」として「整理解雇撤回のために‘死にもの狂いの度胸で’闘争しよう」と組合員らに訴えた。報告大会に参加したイ・某(38・解雇者)氏は「私たちはすでに‘死んだ者’であるが、これ以上失うものはない」として「公権力が投入されれば死ぬ覚悟で戦う」と話した。
←2日午後12時20分頃、双龍自動車平沢工場全地域内の電気が切れ、労組事務室が漆黒の闇に包まれている。非常事態を宣言した労組は韓電と施設管理チームに稼動停電された理由を尋ねている。労働と世界提供
篭城場には再び緊張感が漂っている。双龍自動車平沢工場全地域内の電気が切れ篭城中の工場内部が漆黒の闇に包まれた。双龍車のある労組幹部は「12時30分から電気が入らない」と明らかにした。労組は断水と食物搬入が不可能な状況で電気までが来ず慌てながらも対策準備に苦悩中だ。非常事態を宣言した労組は韓電と施設管理チームを動かして停電した理由を探している。
また警察ヘリコプターが再び巡察を始め、会社側の宣伝放送と労組側の宣伝放送が再び交差している。
ハン・サンギュン支部長“いっそ政府が出てこい”
-もう交渉は完全決裂したのか
=会社が最終立場から変化があるならばまた対話に出るだろう。
-交渉決裂をどのように見るか
=会社側の整理解雇強行意志を再確認することになった。
-会社側も無給休職対象者を100人から300人に増やすなど譲歩してきたのではないか
=労組がさらに多く譲歩してきた。分社も受け入れ営業職転換も受けいれたではないか.
会社側は掌で天をかくそうとしている。労組が屈従することを期待してストライキをむしろ煽っている。
-政府が交渉に影響を及ぼしていると見るか
=刀の柄は労組が握っていない。政府が後から操縦していると見る。政府関係者たちが本館に常駐していることを知っている。刀の柄を振り回せば私たちは切られないほど防御してばかりいる状態だ。政府が(後に隠れずに)いっそ直接立ち上がって指揮したら良いだろう。
-交渉決裂は誰も歓迎していないが会社側の交渉決裂宣言に他意があると見るか
=管理者が費用問題は核心でないと自ら話しているではないか。整理解雇固守は労組無力化に図があると見る。外と中を混ぜられないようにするということだ。
←2日午前、双龍車組合員らが篭城場内で報告大会に参加し‘交渉決裂’の知らせを伝え聞いている。 ホ・ジェヒョン記者
ホ・ジェヒョン記者catalunia@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/369025.html 訳J.S