原文入力:2009-01-04午後08:03:44
事務局 “特別な状況ないこと” 安心させた後,5度進入
民主 “48人負傷” 事務局 “50人ケガ ”衝突傷跡
ソン・ホジン記者 キム・ジョンス記者
←警察が4日午後、国会本館正門前で本会議場座り込み強制解散に備え作戦状況を予行演習している。 キム・ジョンス記者 jongsoo@hani.co..kr
国会対話に代えて肉弾戦
与野党の‘口’と‘口’が閉じられながら,国会本会議場前のロテンダーホールはついに‘体’と‘体’が衝突する場になっている。
激烈なもみ合いは国会事務局が3日午前、奇襲強制解散に出たことによって触発された。パク・ケドン事務総長が‘兄’と呼ぶウォン・ヘヨン民主党院内代表に「3日土曜日には特別な状況がないだろう」と話し野党座り込み団が内心平穏な週末を期待して‘警戒心’を解いた間に起きた。
事務局は平均武術3段の警衛65人の他、警備任務をする警備員まで計140人余りをロテンダーホール投じて、この日夜遅くまで四回にかけて座り込み団を外に引き出す試みをした。しかし座り込み団300人余りを警衛,警備員らが一名ずつ引き出すということが容易ではなくこの日の強制解散作戦は失敗に終わった。
だがこの過程でウォン・ヘヨン院内代表のメガネが折れ、パク・ビョンソク政策委議長が肩と手首をケガするなど議員らの負傷が相次いだ。また本庁の外に引きだされ窓からまた入ってこようとしていた民主党党役員が倒れたせいで脳震蕩で後送されることも起きた。民主党は自主調査の結果、議員7人など48人のケガ人がでたと発表した。国会事務局も座り込み団と体当たりをして手首骨折などで5人が入院、50人余りがケガしたと公開するなど物理的衝突の傷跡があちこちで見られた。
4日にも民主党,民主労働党の座り込み団と、これを解散させようとする国会警衛らの対立が続いた。この日午後民主党が強制解散に対する糾弾大会を終わらせるやいなや、国会警衛50人余りが集まり瞬間、緊張が高まった。ソ・カッボン民主党院内首席副代表が立ちふさがり「そのまま帰れ」と言うと、国会警衛課長は「警衛の公式執務遂行機会をよこせ」として「座り込みを解除しなさい」と大声を張り上げた。民主党議員と党役員は「非暴力」,「MB悪法絶対反対」スローガンで対抗し、警衛らは前日対立の余波のせいか物理力を行使しないまま背を向けた。
しかし民主党は国会事務局がいつでも強制解散を試みると見て、議員団が国会事務総長に抗議をしに行くかと思えば本会議場進入路ごとに机と椅子を積み防御の壁を高めるなど警戒態勢を強化した。またこの日午前には本庁出入りを統制する警察らが座り込み団のための外部からの食べ物搬入を遮断し両側間のもめごとが起きもした。長期座り込みが続くなかで床に横になって丸まって眠ろうとする民主党党役員たちは本庁地下のシャワールームに集まり体を洗う生活を続けており警衛たちも長期徹夜勤務をしながら‘不快な同居’を継続している。
一方、4日午後現在,警察は国会本庁を完全に取り囲んだまま出入り者などを統制している。普段国会警備業務を受け持っている国会警備隊所属250人以外にソウル警察庁機動隊9個中隊900人が派遣された。3日朝から国会警衛と警備員らが一部党役員,補佐官らを国会建物の外に引き出したが党役員,補佐官らが窓を通じて、再びた中に入るとパク・ケドン事務総長がソウル,永登浦警察署に警察人材増員を要請した。警察は3日夕方から国会本庁の外に引きだされた党役員,補佐官らを警察バスに乗せ汝矣島,ユンジュン路に下ろしたりした。
ソン・ホジン記者 dmzsong@hani.co.kr