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警察官は事業主から支援金をもらい江南業者は堂々と性売買

原文入力:2009-07-21午後09:26:24
クォン・オソン記者,カン・ジェフン記者

←性売買追放汎国民運動のカン・ジウォン共同代表(右側3番目)をはじめとするこの団体関係者たちが21日午後、ソウル江南区テヘラン路の江南警察署前で警察が不法退廃性売買業者の強力取り締まりに出ることを要求している。これらは江南区にある按摩サービス店,団欒酒店など遊興店舗の80%以上が性売買を行っているものと把握されたと主張した。 カン・ジェフン選任記者khan@hani.co.kr

前駅三地区隊所属21人 年間数千万ウォンの上納受け取る

ソウル 江南地域の遊興店舗から定期的に金を受け取っていた警察署地区隊所属警察官らが大量に摘発され重懲戒を受けた。

ソウル地方警察庁は21日、遊興店舗事業主らに取り締まり情報などを知らせその代価として‘上納’を受けた疑惑で前江南警察署駅三地区隊所属警察官21人を罷免など重懲戒したと明らかにした。去る3月江南署論峴地区隊警察官など6人が事業主から金品を受け取り罷免・解任されたのに続き、再び警察と業者の癒着関係が確認されたわけだ。

ソウル庁は摘発された前駅三地区隊長イ・某(56)警監など15人を罷免し、2人は解任,3人は懲戒処分し、現在全南地方警察庁所属の警察官1人の不正事実を全南庁に通知した。警察は「これらは2006年7月から2007年7月まで、取り締まり情報を提供したり不法営業を黙認する代価として毎月30ヶ余り業者から各々20万~30万ウォンずつを受け取っていた事実が確認された」と明らかにした。このようにして得た支援金は毎月600万~700万ウォンずつで、総額は数千万ウォンに達する。

←警察官は事業主から支援金受け取り

地区隊は普通3チーム,合計60~70人の警官で構成される。摘発されたこれらは駅三地区隊の一組でイ・某(47)警士が金を受け取り、地区隊長に上納し残りは組員たちで分けて使ったことが明らかになった。

ソウル庁聴聞監査担当官室関係者は「不正警察官と遊興店舗との共生関係は一回性ではない構造的な問題」として「持続的な内密調査と重懲戒で‘江南で勤めれば大きな利益を得ることができる’という認識を根絶する」と話した。

クォン・オソン記者sage5th@hani.co.kr
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市民団体,駅三洞 初調査
82ヶ所中 80%‘内緒の取り引き’

←江南業者は堂々と性売買

警察が‘取り締まり’をしてもソウル 江南地域の遊興店舗で売春が広範囲になされていることが明らかになった。

‘売春追放汎国民運動’(国民運動)は21日、ソウル 江南警察署前で記者会見を行い「江南地域を初めての点検地域に選び、性売買実態を確認した結果、遊興店舗の80%程度が隠密に性売買を行っているものと把握された」と明らかにした。

国民運動は去る1日から16日まで、江南区,駅三洞の按摩サービス店,団欒酒店,カラオケ,理髪館など82ヶ所を直接訪問し性売買が可能か否かを確認した結果、63ヶ所(77%)が性売買を提供または斡旋していることが明らかになった。特に按摩サービス店の場合、調査対象22ヶ所の全てが性売買を行っている情況が捉えられた。

国民運動関係者は「江南区には居酒屋542ヶ,カラオケ348ヶ,按摩サービス店41ヶなど計1376ヶに達する遊興店舗が営業をしている」として「駅三洞以外の他所でも事情は大きく異ならないものと見られる」と話した。国民運動は△マッサージ業者,休憩テルなど自由申告業者に対する徹底した現場調査△視覚障害者のための健全な按摩サービス店設立などの対策を政府に要求した。

国民運動は先月2日に発足した後、性売買追放を目標に‘全国性売買現況地図’の作成などの活動を行っており、今回江南区を対象に初めての調査を実施した。

クォン・オソン記者

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/367037.html 訳J.S