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双龍車側, 睡眠ガス散布検討した

原文入力:2009-07-17午後10:53:48
会社側, 職員らに強硬策を盛り込んだ ‘電子メール’送る

ナム・ジョンヨン記者

双龍自動車高位役員が平沢工場でストライキ中の労組組合員らを解散させようと‘睡眠ガス’を利用した鎮圧計画をたてたことを示す文書が発見され論難がおきている。

17日<ハンギョレ>が入手した双龍自動車内部文書によれば、双龍車は去る9日職員らにこういう内容の鎮圧方案が書かれた電子メールを送ったことが明らかになった。双龍車高位役員が特定部署職員9人に社内イントラネットを通じて送った電子メールは平沢工場塗装工場で占拠座り込みを行っている労組組合員らに対する強硬策と鎮圧策,懐柔策そして広報などに分けて対応方案を整理したものだ。

この電子メールの鎮圧策を見れば「暗闇に乗じて睡眠ガスを散布後、ストライキ者を睡眠状態で鎮圧→ストライキ者犠牲最小化」とされている。会社側が鎮圧手段として睡眠ガス使用を検討したと推定される。それと共に「ただ社会的な世論と法律検討が必要だ」と電子メールは付け加えた。だが民間人は睡眠ガスを使うことができず、警察もデモ鎮圧に使った前例がない。このほかに△デマ形式で強硬鎮圧シナリオを作成した後に流布し心理的圧迫感を倍加して△両親の健康が危篤だと通知して外部に脱出させた後に逮捕したり△ニューライト,在郷軍人会,特殊任務遂行者会など右翼団体を活用して対国民広報活動を行えとの指針も出ている。

イ・チャングン全国金属労働組合双龍自動車支部企画部長は「高位役員が介入している点と最近の状況を勘案して個人判断と見るのは難しい」として「会社側が決死ストライキを行う組合員らを敵対視していることを示すもの」と話した。またこの電子メール以外にもインターネット広報,1人沈黙示威,工場死守などを促す‘業務連絡’形式の電子メール20通余りが今月初めから社員らにまかれたことが分かった。

これに対してチョン・ムヨン双龍車広報部長は「会社が睡眠ガス散布を指示したなどということは有り得ないこと」として「職員協議体内部から出た精製されていないアイディアが伝えられたかもしれない」と話した。

ナム・ジョンヨン記者fandg@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/366438.html 訳J.S