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ハンギョレ新聞中国語版、人民網の1億人読者と共に読む

登録:2016-01-25 23:32 修正:2016-01-26 11:55
チョン・ソック編集人-周玉波代表代表が協約締結
左から人民網韓国支社(ピープルドットコム・コリア)の周玉波代表、ハンギョレ新聞のチョン・ソック編集人 =キム・ギョンホ先任記者//ハンギョレ新聞社

 今月4日に中国語版サービスを公式開設したハンギョレは25日、中国の人民日報のニュースポータルである人民網と業務提携協約を結んだ。

 ハンギョレ新聞のチョン・ソック編集人は25日、ソウルのプレスセンターで人民網韓国支社(ピープルドットコム・コリア)周玉波代表(41)と記事交換など多様な分野で協力する内容の業務協約書に署名した。

 これは昨年9月22日、北京でハンギョレ新聞社のチョン・ヨンム社長が人民日報社の楊振武社長と結んだ包括的了解覚書の後続措置だ。 今後両社は相互のホームページにバナーを交換し、アウトリンク(記事をクリックすれば相手方のホームページに連結される)方式で記事を交換することになる。 ハンギョレのオンライン中国語版(china.hani.co.kr)が中国語で記事を提供すれば、人民網は中国大陸に韓国を紹介する自社の中国語版ホームページの韓国チャネル(korea.people.com.cn)にこれを掲載し、人民網が韓国語記事を提供すればインターネットハンギョレ国際セクションに掲載する方式だ。 両社は互いの中国語版と韓国語版バナーも交換することにした。

 人民網は中国共産党機関紙の人民日報のポータルホームページで、一日の訪問者が1億人を超える。 チョン・ソック編集人は「人民網を通じて多くの中華圏の読者にハンギョレの率直な声を知らせることができるようになり喜ばしい」と話した。 周玉波代表は「ハンギョレの誕生過程と韓国社会で占める地位をよく知っている」として「今後、中韓両国の相互理解を一層広げていく上で役立つことを期待する」と話した。

 周玉波代表は北京の対外経済貿易大学韓国語科出身で、卒業と同時にこの大学の最年少教授に抜擢された韓国通だ。 14年間母校で教授生活をして中韓翻訳教育論など14冊の研究書と辞典を出し、2011年に人民日報にスカウトされた。

 人民網は中国語をはじめとして9種類の言語で記事をサービスしている。また、中国内の少数民族のためのサイトも別途提供している。 中韓両国修交20周年を記念して2012年8月にホームページ内に韓国チャネルを開設した。 人民網は中国語でサービスされる韓国チャネルとは別に韓国語版も運営している。

パク・ヨンニュル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/media/727827.html 韓国語原文入力:2016-01-25 21:49
訳J.S(1185字)

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