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チャン・ジャヨン氏に‘酒接待強要’確認

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/365137.html

原文入力:2009-07-10午後07:22:47
警察, 最終捜査結果 発表
有力要人ら‘単純同席’免罪符

クォン・オソン記者

タレント故チャン・ジャヨン(29)氏が文書に残した通り、何回も酒接待の強要を受けた事実が警察による調査の結果明らかになった。しかし酒席を共にした<朝鮮日報>系列会社の前職代表など有力人物は‘単純な同席’という理由で処罰対象に入らなかった。

京畿盆唐警察署は10日最終捜査結果発表で「チャン氏所属会社の前代表キム・某(40・拘束)氏が絶対的に不当な専属契約書を口実に酒接待などを強要したことを確認した」として「酒接待の席などをに共にしたものとみられる16人を呼び調査した結果、疑惑が確定したドラマ監督と金融人など5人を不拘束起訴意見(強要罪共犯など)で検察に送検した」と明らかにした。警察はこの日事件一切を検察に渡し捜査を終えた。

警察はこれと共にチャン氏文書を報道した<韓国放送>(KBS)記者2人と朝鮮日報高位役員をはじめとする4人など計6人を不起訴(無嫌疑)意見で検察に渡した。また去る4月末の中間捜査結果発表の時、内密調査を中断したと言った朝鮮日報高位役員の子息など7人はこの日取調べ終結処分をした。去る3月中旬から国民的関心の中で4ヶ月近く捜査を進行しても結局、ドラマ監督(PD)等3人と金融人2人など計5人だけを処罰することで終わったのだ。

先立って警察は去る4月末、中間捜査結果を発表し日本に逃避したキム前代表が捕えられれば実体を完全に明らかにできるという態度を見せた。特にハン・プンヒョン現盆唐警察署長は「チャン氏文書に言及された‘朝鮮日報高位役員’は朝鮮日報系列会社の前職高位役員に対する錯誤と見え、彼が昨年9月に実際チャン氏と食事の席に同席したという事実を明らかにした」としつつも単純に食事を共にしたにすぎないという理由で処罰対象に上げなかった。また取調べ終結された朝鮮日報高位役員の子息はキム前代表が強制連行された後、警察調査を一度も受けていないことが明らかになった。

一方、警察はこの日チャン氏の文書を言論に見せたH芸能企画会社代表ユ・某(29)氏に対しては出版物による名誉毀損疑惑に侮辱疑惑を追加し事前拘束令状を申請した。ユ氏は記者に文書を公開し自身のホームページにあげたチャン氏の自殺と関連した文でキム前代表を‘公共の敵’と表現するなど侮辱した疑惑を受けている。

城南/クォン・オソン記者sage5th@hani.co.kr

原文: 訳J.S