原文入力:2009-01-01午後09:26:04
“1年間、悪夢を見ているのではないかと混乱
民主主義・経済・南北関係が危機”
ソン・ハンヨン記者
←キム・デジュン前大統領
「今権力をにぎった人々は、私たちが民主主義を守るために監獄に行って死刑にされて拷問されていた時に独裁者の方に立ったり傍観していた人々だ。」キム・デジュン前大統領が年初からイ・ミョンバク大統領を正面から批判した。キム前大統領は1日午後、ソウル,東橋洞キム・デジュン図書館で開かれた国民の政府新年祝賀式で「昨年1年間、想像もできなかったことが広がり悪夢を見ているのではないのか混乱する思いだった」として△民主主義△経済△南北関係の三つが重大な危機に瀕したと警告した。
彼は「50年間、数多くの人々が命をかけて勝ち取った民主主義が国民の政府,参加政府10年を経てもう磐石の上に立ったと考えた」として「だが去る1年間に民主主義が大きな挑戦を受けて20～30年前に逆回りをしている」と語った。キム前大統領は「しかし強権政治や抑圧政治は成功できない」としながら「ろうそく集会に現れたように国民は民主主義を守ると見る」と語った。
また経済危機に対しては「金融機関と企業は健全な方であるから、底辺で苦痛を受けいぇいる貧しい人々,庶民,非正規職に集中的に支援してこそ消費が増えて景気が生き返るだろう」と語った。彼は「現政権は健全な銀行と企業を引き継いだことに対して前任者に感謝しなければならない」と語った。
キム前大統領は「米国はレーガンからブッシュまで市場の規制を緩和して金持ちに減税恩恵を与え働き口を作るという新自由主義政策を用いたが、そうやっているうちに経済が失敗した」として「オバマは金持ちでなく庶民階層を集中支援して規制を強化しているが、私たちもそうすべきだ」と話した。彼は「非正規職雇用期間を2年から4年に増やすというが、そうしてはいけない」として「特別法を作り地位を恒久的に保障し政府予算で給与を補助しなければならない」と話した。
ソン・ハンヨン選任記者 shy99＠hani.co.kr
