登録 : 2015.12.15 10:09 修正 : 2015.12.15 12:21

産業の需要に合わせ学士改編狙う
教育部の「プライム事業」得ようと
融合複合の名分で学科名だけつける

14日、仁荷大で総学生会が記者会見を開き、ギャンブルまがいのプライム事業のための大学構造改革の中断を求めた。総学生会長ら幹部4人はこの日から大学本館1階で座込み場をして無期限断食に突入した//ハンギョレ新聞社
国文科+電子電波科=ウェブトゥーン創作科
慶煕大副学長の発言が物議
仁荷大では5学科合わせた専攻も

 大学が教育部の事業に足並みを揃え、いわゆる「融合複合学科」の新設を推進する中、一部大学の新設学科は、徹底した産業の需要分析やカリキュラムもなく、既存の専攻を無原則に混ぜた“チャンポン専攻”に過ぎないと批判されている。

 教育部は先週11日の公聴会で、学問間の融合複合、融合複合教育課程の拡大を学士の構造改編のテスト事例として提示した「プライム事業基本計画」(試案)を発表した。プライム事業(産業需要に合わせた先導大学支援事業)は、「大学と産業間の人材ミスマッチ現象を解消するため、社会・産業ニーズに適合した学科及び教育課程を運営する大学を選定して支援する」趣旨を掲げた教育部の代表的な高等教育政策だ。教育部は今月末までに基本計画を確定し、来年2月まで事業申請書を受け付ける予定だ。大学がプライム事業対象に選ばれれば、最大300億ウォン(約31億円)の予算支援を受けることができる。

 問題はプライム事業に選定されるため、大学が新設を考える融合複合学科・課程が、名前だけの統合水準に止まっている点にある。慶煕(キョンヒ)大では最近、国文学科と電子電波工学科を統廃合し「ウェブトゥーン創作科」を作れるとしたハン・ギュンテ副学長の発言が伝わり、問題になっている。慶煕大総学生会関係者は14日、「1日、プライム事業関連会談の席で、副学長が学問の融合複合計画を明らかにしウェブトゥーン創作科を例に挙げた」、「地理学科と経営学科を統合して地域経営学科を作れるとも話した」と語った。梨花(イファ)女子大が来年3月から新産業融合大学に新設する「健康ウェルネス・ビューティートラック」は、各学部内の体育科学科、食品栄養学科、融合保健学科の3つの学科の専攻授業をまとめた“学科間の融合教育過程”だ。梨花女子大総学生会関係者は「大学側にビューティートラック新設の判断の根拠を尋ねると、『教育部が融合という言葉を好む』とばかり言っている」と話した。大学関係者は「健康は体育と関連し、ビューティーは融合保健の分野だ。食品栄養学も大きく健康ウェルネスと見ることができる」と説明した。

 仁荷(インハ)大が最近、融合複合学科の候補に確定した10余りの学科を見ると、「バイオメディカルエンジニアリング工学科」の場合、5つの専攻(機械工学+電気工学+電子工学+医学部+生命工学)を融合したものだ。キム・ヨン仁荷大教授会議長(国語教育科教授)は「学問間の積集合に対する綿密な検討と人力の需給など時代的要求を反映した融合でなければならない。教育部事業に選ばれようと急いでカボチャでスイカ作るようなやり方で接近すれば、学内対立ばかり起きる」と指摘した。

 教育部はプライム事業基本計画試案で、融合複合学科の開設など大学の構造再編は、「中長期人材需給計画」など公信力ある資料に基づき合理的に樹立されなければならないと明示したが、教育部が11月までに大学に提供するとした中長期人材需給計画の資料は、まだ発表されていない。

 教育部関係者は「プライム事業選定審査を行う際、新設した融合複合学科に未来産業の需要があるということを大学が客観的に証明しなければならない。無条件に融合複合だけして良い評価を得れるわけではない」と話した。

ジン・ミョンソン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-12-14 21:05

http://www.hani.co.kr/arti/society/campus/721799.html訳Y.B

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