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タクシー運転手 収入,4年ぶりに減少

原文入力:2009-01-01午後10:31:27
はやい景気低迷反映

キム・ギテ記者

ソウル地域タクシー運転手の運送収入金が急激な景気低迷のせいで2004年以後初めて減少した。
ソウル市の集計によれば、昨年7月までタクシー運転手の一日1人平均運送収入金は13万6486ウォンで2007年平均13万8434ウォンより約1.5%ほど下落した。平均運送収益金は2004年12万3511ウォンを記録したのに続き3年間に12%ほど増えたが、昨年初めて下落傾向を示した。平均運送収入金は個人タクシーと会社タクシーの収入を合算し平均した金額だ。

これに伴い会社タクシー運転手の一ヶ月平均実質収入も2007年173万ウォンだったが、昨年は170万ウォンに下がった。会社タクシー運転手の一ヶ月平均収入は2004年151万ウォン,2005年169万ウォン,2006年175万ウォンで継続増加したが、2007年から減少し始めた。会社タクシー運転手は毎月26日以上勤めて一定の固定給与に一日運送収入金にともなう手当てを得ている。さらにタクシー運転手の月固定給与が95万9985ウォンから2006年以後は100万5988ウォンが支給されるようになった点を考慮すれば、タクシー運転手らの運送収入金減少はかなり厳しいことになる。

パク・コン ソウルタクシー運送事業組合常務は「経済活動人口の移動にしたがってタクシー業界の収入も自然に決定されるので、運送収入金は景気状況を最も敏感に反映する指標」として「昨年、経済が難しくなりながらタクシー業界も不況を受けている」と話した。パク常務は「昨年下半期には景気がさらに悪化したので運転手の収入もさらに減ったと見られる」と語った。ソン・トゥソク ソウル市タクシー政策チーム長は「昨年LPG価格上昇による原価上昇でタクシー運転手らの実質的な収入減少はより大きかったものと推定される」と話した。

キム・ギテ記者 kkt@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/330837.html

原文: 訳J.S