本文に移動

ソウル地下鉄の駅からトッポッキ・おでん屋が消える

登録:2015-12-01 22:54 修正:2015-12-02 06:08
メトロ側「悪臭・火災を考慮…取締り強化し新規契約はしない」
チェ・パンスル市会議員「世論を集めて危険要素補完後に営業できるように」
トッポッキ//ハンギョレ新聞社

 ソウル地下鉄1~4号線の駅舎内で営業しているおでんとトッポッキ店が順次なくなる。

 1日、ソウル市議会チェ・パンスル議員(中区1選出、新政治民主連合)がソウルメトロから受け取った「駅構内おでん、トッポッキ管理方案」によれば、メトロは10月23日商店街管理規定を改定し駅舎内禁止業種に「おでん・トッポッキなど駅構内換気困難および乗客の不快を惹起しかねない食品」条項を追加した。現在1~4号線では24駅27カ所でおでんとトッポッキ店が営業している。

 おでん・トッポッキ店を禁止業種に指定した理由は、喚起施設が少ないため駅舎に臭いが残り、衛生点検で脱落することが多いためという。また、移動式調理台のキャスターにより電線の被覆が摩耗し火災の危険があり、料理する時に発生する煙や水蒸気によって火災警報期が誤作動する場合もある。狭いところに多くの人が集まって料理を食べれば、乗客の通行にも支障を与えかねないとメトロは指摘した。

おでん//ハンギョレ新聞社

 これにより、メトロは今年7月21日以後に契約した店舗に対してはおでんとトッポッキの販売を禁止しており、それ以前から営業してきた店舗については臭気防止施設や火災予防設備などを備えさせた。

 ただし、このようなメトロの方針に対して過度に規制中心の解決法ではないかという指摘もある。チェ議員は「忙しい日常の中で市民が求める食べ物を強制退出させるより、火災・衛生問題を補完して営業を継続する方案を考慮すれば市民と営業者が共に満足できるだろう」と話した。

ウム・ソンウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/area/719995.html 韓国語原文入力:2015-12-01 11:13
訳J.S(874字)

関連記事