自衛隊が主催する音楽まつりに韓国海軍軍楽隊が参加する。 5月末に行われた韓日防衛相会談以降、韓日軍事協力が加速している。
国防部は13日から3日間、東京で開かれる「平成27年度自衛隊音楽まつり」に海軍軍楽隊を参加させる計画だと9日に発表した。今回の公演は、海軍が2007年に日本防衛省の招待で、東京で軍楽公演を行って以来、初めてだと国防部が明らかにした。今回の海軍軍楽隊の公演は、先月ハン・ミング長官と中谷元・防衛相との韓日防衛相会談の合意に基づくものだ。
韓日は5月末、シンガポールで開かれたシャングリラ対話の際、両国の防衛相会談を4年ぶりに再開してから、両国間の安全保障協力を強化してきた。海軍は先月、横須賀港で開かれた観艦式に駆逐艦である大祚栄艦を派遣し、韓日捜索・救助訓練(SAREX)も共に行った。また、先月韓日防衛相会談では軍楽隊の交流以外に、人的交流、部隊間交流、教育・研究交流など、様々な分野の交流を強化し、国連平和維持軍(PKO)の活動などで協力を進めていくことにした。このような韓日軍事協力の強化は、米国を頂点とする韓米日軍事協力強化と軌を一つにするものと見られる。
海軍軍楽隊は、今回の音楽まつりの期間に「アリラン」、「彷徨」などを単独公演し、「Tomorrow」を合同で公演する予定だ。また、在日同胞に向けた慰問公演も計画していると国防部が明らかにした。
韓国語原文入力:2015-11-09 16:12