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カン・キガプ代表 ‘九死一生’

原文入力:2008-12-31午後06:36:41
選挙法違反1審‘罰金80万ウォン’…当選無効ならず
民主労働党 “イ・バンホ政界復帰シナリオ座礁”

カン・ヒチョル記者

←カン・キガプ議員民主労働党

民主労働党が31日安堵の長いため息を吐いた。党全体を超緊張状態に追い詰めたカン・キガプ(写真)代表に対する1審宣告刑量が当選無効刑をあっさりクリアーしたためだ。党の一部では‘命拾い’,‘最も大きい新年の贈り物’という表現まで出てきた。
昌原地方裁判所チンジュ支院でこの日午後2時に開かれたカン代表などの公職選挙法違反(事前選挙運動などの容疑)事件1審宣告公判で裁判所(第1刑事部・裁判長パク・ヒョクァン)はカン代表に罰金80万ウォン,選挙事務長チョ・スヒョン氏に罰金250万ウォンを各々宣告した。

現行公職選挙法上、カン代表は100万ウォン以上,チョ事務長は300万ウォン以上の罰金刑が確定した場合カン代表は議員職を失うこととなっており民主労働党全体がビリビリと緊張していたところだ。

裁判所は判決文で「問題になった3月8日‘総選挙必勝決議大会’にカン代表が初めから一般有権者を動員することを事前共謀したり介入したと見られる証拠がない」として「その時点では競争者のハンナラ党イ・バンホ候補と支持率格差が14~18%も広がっていて、この大会が当選可否に直接影響を及ぼしたとも見られない」とカン代表の手をあげた。これに先立ち検察はカン代表に当選無効に該当する罰金300万ウォン,チョ事務長に懲役10月を各々求刑していた。

今回の裁判結果について、民主労働党はカン代表がひとまず危険圏から抜け出したと判断している。しかし検察が控訴すると見て、弁護団と議論しカン代表の控訴可否もまもなく決めることにした。

民主労働党はカン代表が起訴された後、カンダルプ(カン・キガプ議員の愛称)’救出‘反ネズミ(反イ・ミョンバク)遠征隊’を編成してサチョン現地で‘カン・キガプ救出三歩一拜’行事を行うなどカン代表の議員職死守に総力を傾けてきた。

判決結果が出た後、民主労働党パク・スンフプ スポークスマンは声明を出し「権力からの独立を成し遂げた判決を歓迎する。何よりサチョン市民と共にカン代表が無事帰還した喜びを分かちあいたい」として「これでイ・ミョンバク政権の‘イ・バンホ政界復帰’シナリオは座礁した。今失意に沈んでいるイ・バンホ前議員に深甚なる慰労を伝える」と明らかにした。

進歩新党もカン代表の裁判結果に対して歓迎論評して歓迎した。シム・サンジョン共同代表は「裁判所の賢明な判決に賛辞を送る」として「進歩政治じゅうりんの歴史が反復されなかったことが幸いで、私たちの社会のロウソクのあかりの象徴カン・キガプ議員を失わなくなったことに感謝する」と語った。

カン・ヒチョル記者 hckang@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/330682.html

原文: 訳J.S