登録 : 2015.08.13 23:45 修正 : 2015.08.14 06:58

中央日報への寄稿で「光復の正しい意味を喪失…歴史的混乱」

「『解放70年、大韓民国建国67年』を記念すべき」と主張
「建国節を主張するニューライトと同じ立場」との批判も

イ・インホKBS理事長=資料写真//ハンギョレ新聞社

 イ・インホ KBS(韓国放送)理事長が、光復(解放)70周年を2日後に控えた13日、マスコミへの寄稿を通じ光復は1945年ではなく1948年になされたと主張した。イ理事長の主張によれば、今年は光復67年になる。 公営放送の最高議決機構の責任者が、大々的な政府主導行事として行われている「光復70周年」の本来の意味そのものを問題にしたことになり問題になりそうだ。

 中央日報は13日付37面に「光復節は大韓民国を記念する日だ」というイ・インホ理事長の時論を載せた。 イ理事長は現在KBS理事長を務めているが、時論ではソウル大名誉教授と元駐ロシア大使という肩書だけを使った。

 イ理事長は時論で「いつからか“光復節”の基年を1948年ではなく1945年に合わせたことにより、光復という言葉が持つ正しい意味が喪失され、歴史的記憶に混乱が生じている」と明らかにした。イ理事長は「70年前の8月15日は、36年間の日帝植民支配から私たちが解放された日だった。しかし不幸にも、解放は私たちがその日まで待ちこがれていた光復、すなわち独立の回復ではなく、米軍とソ連軍による南北分割駐留だった」として、1945年8月15日は光復ではなかったと主張した。イ理事長は李承晩(イ・スンマン)政権が樹立された1948年8月15日に独立記念日を「光復節」と呼ぶ案が採択されたとして、光復節の基点は1948年だと述べた。

 イ理事長は文末に「光復節と呼んだものを建国節に変えることは情緒的に容易ではないかもしれない」として「少なくとも来る8月15日は光復70年ではなく解放70年、大韓民国建国67年を記念する8・15光復節であることを知った上で賛えなければならない」と主張した。イ理事長は「国会議員の一部と独立活動家の子孫であることを誇る光復会が先頭に立ち、大韓民国は1948年ではなく1919年に建国されたとトーンを高めている」とも述べた。 ニューライト陣営の一部では、李承晩政権の樹立日である1948年8月15日を光復節という表現の代わりに、あえて「建国節」として記念しようと主張してきた。 イ理事長もこのような立場に同調してきた。

 パン・ハクジン民族問題研究所事務局長は「光復節を1945年8月15日と見る場合、親日附逆と独立活動家という構図ができるが、1948年8月15日と見れば左翼と右翼という構図に変わることになる。親日附逆派にルーツを持つ保守勢力が1948年に光復節を変えようという理由だ」と説明した。 パン局長は「最近、映画『暗殺』が大きな興行成功を収め、政府が光復70周年を迎えて大々的な広報を行い、金元鳳(キム・ウォンボン)のような忘れられた独立活動家が再び照明を受ける状況が、保守的史観を持つイ・インホ理事長には不快だったかも知れない。そのような次元の主張ではないだろうか」と話した。

 一方、放送通信委員会はこの日に全体会議を開き、大統領府にイ理事長を次期KBS理事に推薦した。 異変がない限り年長者であるイ理事長の再任が確実と見られる状況だ。

イ・ジョングク記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-08-13 21:36
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/704310.html 訳J.S(1549字)

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