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韓国原発建設予定地の市民団体「建設は住民投票で決定を」

登録:2015-06-08 22:39 修正:2015-06-09 09:22
 盈徳地域の市民団体、推進委員会を結成
 世論調査では52%が「反対」
盈徳郡農・漁民団体をはじめとする11の市民・社会団体が今年3月2日、郡議会の前で「盈徳天地原発建設の白紙化(汎)郡民の連帯」の発足式を開き、住民の意思に反した原発敷地選定の全面見直しと敷地選定の白紙化のための住民投票を要求している //ハンギョレ新聞社

 「盈徳(ヨンドク)に原子力発電所を建設するかどうか、住民投票で決めましょう」

 原発4基の建設予定地である慶尚北道盈徳郡の市民団体が8日、「原発を建設するかどうかを住民投票で決めよう。住民投票を通じて、地域住民の原発建設に対する意思が確認されるまでは、政府が原子力発電所の推進を中断すべきだ」とし「原子力発電所賛否住民投票推進委員会」(推進委員会)を結成した。

 推進委員会は毎週会議を開き、住民投票の必要性を住民に知らせ、住民投票に必要な実務的準備に取り組む予定である。このため、推進委員会は推進委員27人を選出した。

 政府は、慶尚北道盈徳と江原道三陟(サンチョク)に2035年までに、それぞれ150万キロワット級の原発4基を建設する計画である。

 しかし、最近の地域マスコミの依頼で世論調査専門機関「ポール・スミス・リサーチ」が盈徳地域住民1200人を対象に調査した結果、51.8%が原発建設に反対する意向を示した。また、今年4月盈徳郡議会原発特委の調査では反対意見が58%を上回った。これに先立ち昨年10月9日、盈徳住民は、住民投票を実施し全体の住民の84%が原発建設に反対する旨を確認した。

2014年10月10日、江原道三陟市南陽洞に懸かっている原発誘致白紙化を要求する横断幕。9日に実施された三陟原発誘致賛否住民投票では投票者数2万8867人のうち2万4531人(84.97%)が誘致に反対した=三陟/リュ・ウジョン記者 //ハンギョレ新聞社

ク・デソン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力: :2015-06-08 21:33

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/695074.html  訳H.J

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