「盈徳(ヨンドク)に原子力発電所を建設するかどうか、住民投票で決めましょう」
原発4基の建設予定地である慶尚北道盈徳郡の市民団体が8日、「原発を建設するかどうかを住民投票で決めよう。住民投票を通じて、地域住民の原発建設に対する意思が確認されるまでは、政府が原子力発電所の推進を中断すべきだ」とし「原子力発電所賛否住民投票推進委員会」(推進委員会)を結成した。
推進委員会は毎週会議を開き、住民投票の必要性を住民に知らせ、住民投票に必要な実務的準備に取り組む予定である。このため、推進委員会は推進委員27人を選出した。
政府は、慶尚北道盈徳と江原道三陟(サンチョク)に2035年までに、それぞれ150万キロワット級の原発4基を建設する計画である。
しかし、最近の地域マスコミの依頼で世論調査専門機関「ポール・スミス・リサーチ」が盈徳地域住民1200人を対象に調査した結果、51.8%が原発建設に反対する意向を示した。また、今年4月盈徳郡議会原発特委の調査では反対意見が58%を上回った。これに先立ち昨年10月9日、盈徳住民は、住民投票を実施し全体の住民の84%が原発建設に反対する旨を確認した。
韓国語原文入力: :2015-06-08 21:33