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[インタビュー]「武器で戦争は終わらない...朴大統領にこの言葉を伝えたい」

登録:2015-05-25 22:05 修正:2015-05-26 07:07
ウィメン・クロス・DMZに参加したノーベル平和賞受賞者レイマ・ボウィ氏
 
2011年にノーベル平和賞受賞者レイマ・ボウィ氏=キム・ギョンホ先任記者//ハンギョレ新聞社

 「朴槿恵大統領に伝えたい。『武器では、朝鮮半島の戦争は終わらないだろう。真の対話だけが平和をもたらすことができる』と」

 2011年のノーベル平和賞受賞者レイマ・ボウィ氏(44・リベリア)は25日、和解と協力のための南北対話に乗り出すことを朴槿恵(パク・クネ)政権に求めた。彼女は前日北から南へ非武装地帯を通過し、「平和」のメッセージを伝えた「ウィメン・クロス・DMZ」に参加した後、この日、ソウルのホテルでハンギョレとのインタビューに応じた。

 ボウィ氏は「私の祖国リベリアの内戦初期には2つの集団が戦争を始めたが、より多くの武器が入って来ると、15個の集団に分かれた。武器は平和をもたらせない」と強調した。続いて「他のどの国も韓国と北朝鮮に平和をもたらすことができない。韓国は米国に依存して、北朝鮮はロシアに頼っているが、米ロは平和を運んでこない」と述べた。

 西アフリカの海岸に位置したリベリアは、1989年から始まった14年間の内戦で25万人の人々が死亡した。ボウィ氏は戦争のトラウマ治癒の教育を受けた平和活動家として、男性に対して「セックス・ストライキ」を起こす運動を繰り広げて注目を集めた。彼女は2003年6月、女性たちを率いて、内戦勢力たちが和平交渉を開くホテルを占拠し、2003年8月18日、平和協定を導き出した。続いて2005年の大統領選挙では、エレン・ジョンソン・サーリーフ氏(77)を支援し、彼女をアフリカ初の女性大統領に当選させた。 「女性の権利と安全を守るための非暴力的な闘争」を展開した功労で、2011年サーリーフ大統領とともにノーベル平和賞を受賞した。

 保守団体がウィメン・クロス・DMZを「従北勢力」と非難していることについて、ボウィ氏は「私達はいかなる政権も擁護していない」と反論した。彼女は「北朝鮮で、我々は金日成(キム・イルソン)首席と金正恩(キム・ジョンウン)第一書記の銅像の前で頭を下げなかった。これ自体が、北朝鮮の人々が自分たちの崇拝について考えてみるように促した挑戦だったと思っている。北朝鮮の人々が外部との交流を続けると、10年後、北朝鮮は大きく変わるだろう」と述べた。

 この日の午後、ソウル市庁で開かれた「2015年国際女性平和会議」の途中、脱北者のイ・エラン氏が「北朝鮮の核開発や収容所の囚人たちについては、ここにいる誰も触れていない」と抗議した。講演者として参加していたボウィ氏は壇上から降りてイ氏を抱きしめた。「世界市民として、あなたと北朝鮮の人々の苦しみに共感し、謝罪する。私たちも北朝鮮の人々の苦痛を打開しようと声を出している」

キム・ジフン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力: 2015-05-25 19:35

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/692743.html  訳H.J

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