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半導体 組立工程 女性 リンパ腺癌 発病率5倍

原文入力:2008-12-29午後11:06:29
産業安全保健研究院, 前・現職労働者疫学調査
研究院長 “白血病関連性外国でも論議中”

半導体工場で仕事をする女性労働者がリンパ腺造血器系統の癌である‘非ホジキンリンパ腫’にかかる危険が一般人に比べて,2倍以上高く、特に組立工程生産職女性の危険度は何と五倍高いという疫学調査結果が出た。
韓国産業安全公団傘下の産業安全保健研究院は29日仁川,富平区の公団会議室で記者会見を行い‘半導体製造工程勤労者 健康実態 疫学調査結果’を発表した。

研究院は去る10年間に半導体工場で仕事をしたり仕事をしている労働者たちのリンパ腺造血器系統の癌発生現況を一般人口集団に比較すると、半導体工場女性労働者は非ホジキンリンパ腫発生の危険が一般人の2.67倍であり、この内組立工程生産職女性では5.16倍だったと明らかにした。

三星電子半導体工場労働者たちを相次いで死亡させた白血病の発生・死亡危険度は、統計的に見て意味ある結果が出なかったと明らかにした。半導体工場女性労働者の白血病死亡危険度は一般人の1.48倍、発病危険は1.31倍であった。 パク・ドゥヨン産業安全保健研究院長は「白血病危険も決して低くない」として「半導体産業と白血病の関連性は外国でも論議になっているだけに、政府・企業が積極的に危険要因を探して予防に努力しなければならない」と語った。研究院は今後も長期的な追跡・観察調査を行う予定だ。

この疫学調査は三星電子器興(キフン)工場で仕事をしたファン・ユミ氏が昨年3月白血病で亡くなるなど三星電子半導体部門労働者20人余りの‘集団白血病疑惑’がふくらむ中でなされた。研究院は昨年末ファン氏の死亡と業務との関連性を問い詰める結論を留保したまま、去る3月から三星電子・ハイニックス半導体など会社6ヶ所と協力業者29ヶ所の前・現職労働者22万9千人余りの雇用保険資料,人事資料などを分析してきた。

これに対して遺族たちと‘半導体労働者健康と人権の守り手 パンオルリム’は「統計上有意でないという内容だけ曖昧且つ単純に羅列した報告書を認めることはできない」として反発した。チェ・ウォンヒョン,仁川/ファン・イェラン記者  circle@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/health/330315.html

原文: 訳J.S