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[単独]PD手帳捜査イム・スビン部長検事辞意

原文入力:2008-12-29午前10:57:39名誉毀損 無嫌疑 ‘所信’…検察首脳部と摩擦
ソウル中央地検関係者 “来月15日までに辞表とりまとめ”

キム・ジウン記者

←イム・スビン ソウル中央地検刑事2部長検事.

<文化放送> ‘PD手帳’の狂牛病報道事件を捜査過程で検察指揮部と摩擦を醸し出してきたイム・スビン(47・司法試験29回)ソウル中央地検刑事2部長が結局辞表を出すことにしたと分かった。イム部長検事はPD手帳製作陣が一部事実をわい曲した点は認められるが農林水産食品部に対する名誉毀損は成立しないとし無嫌疑意見を曲げなかった。

ソウル中央地検関係者は28日「イム部長検事が来月15日までの名誉退職期間に辞表を出す意志を固めた」と語った。イム部長検事は突然の辞意決定理由について「経済的理由のため」と話したと伝えられた。イム部長検事は<ハンギョレ>との通話で「辞表と関連する話は一切しない」と語った。

しかし辞意決定背景には「経済的理由」よりはPD手帳事件処理と関連した上部との摩擦と,検察組織が抱え込んだ負担を減らしてあげようとする意図が大きく作用したというのが周辺の説明だ。最近彼は、捜査長期化と関連して「名誉毀損罪が成立しないという判断が正しい。今回の捜査は検察権力が憲法に保障された言論の自由をどれくらい侵害することができるかという問題」という態度を現わしたことが知られた。デPD手帳に対する強硬対応を注文する検察内外の気流が辞職決心の背景に作用したことを表わしたと分析される。

ある検察幹部は「イム部長が法理適用と関連して(上部と)異見がある」として捜査方式と結論について摩擦を醸し出したと伝えた。イム部長検事はPD手帳製作陣起訴要求に‘報道内容が政府に対する批判に合わされており個人に対する名誉毀損の性格は弱い」として対抗してきたと分かった。検察のある中間幹部は「本人のために首脳部が困ることになり、辞表を出すほかはない状況ではないか」と話した。

農食品部は‘ロウソクのあかり政局’が続いた去る6月「PD手帳が4月に放映した狂牛病関連報道で農食品部長官と政府交渉団の名誉が毀損された」として製作陣を名誉毀損疑惑で捜査依頼した。これに対応して検察はイム部長検事をチーム長とする特別専門担当捜査チームを設け強力な捜査に着手した。検察は去る7月末、中間捜査結果発表で報道に名誉毀損素地があることを示唆しつつ製作陣を圧迫したりもしたが製作陣の出頭拒否と内部異見のために結論が出されないでいる。 キム・ジウン記者 mirae@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/330193.html

原文: 訳J.S