原文入力:2008-12-26午後04:29:17
[‘言論ゼネスト’現場] 3千人国会前決議大会
“放送法改正案は民主主義抹殺, 政権退陣辞さず”
ネチズンも参加相次ぐ…民主労総連帯発言
ホ・ジェヒョン記者
←ハンナラ党が7大言論法案を処理しようとすることに反発し、ゼネストに突入した全国言論労組組合員らが26日午後ソウル,汝矣島国会議事堂前で開かれたゼネスト決議大会でスローガンを叫んでいる。 この日MBC,SBS,EBS,CBSなど放送会社労組が午前6時を期して一斉にゼネストに突入するなど、主要放送会社労組のストライキ宣言は去る1997年労働法改悪,1999年放送法改正反対に続き今回が三回目だ。キム・ジンス記者 jsk@hani.co.kr
言論労働者らが26日汝矣島国会前でペンとマイクの代わりにゼネスト旗を掲げた。1999年7月放送法改正に反対して全国放送労組連合がゼネストに立ち上がった以後9年5ヶ月ぶりのことだ。彼らは「言論労働者は団結して言論掌握を阻止しよう!」として「言論掌握をたくらむハンナラ党は解体しろ!」と声を高めた。
汝矣島国会の向い側の国民銀行前歩道には、午後2時から3千人余りの言論労組組合員と市民たちが集まって‘言論掌握7大悪法阻止,言論労組ゼネスト決議大会’を開いている。冷たい風が吹く寒い天気だが、組合員らは冷たい床に座ることをためらわなかった。席が狭くて歩道外側まで組合員らがぎっしりといっぱいに座った。決議大会集会場の最前列にはMBC組合員800人余り、エス・ビー・エス組合員200人余りなど放送労働者たちが席を占めた。言論労組組合員たちは‘財閥放送はハンナラ党放送’と書かれたカード掲げている。
決議大会に参加した言論労働者たちはハンナラ党が推進しようとしている‘放送法改正案’を強く批判した。MBC組合員イ・チュングン ディレクターは(33.前PD手帳ディレクター)は「大韓民国の報道機関が20年前に回帰している」として「100万人がロウソクのあかりを掲げてもこの政権は全く変わらないようで残念だ」と話した。今日の決議大会の司会を担当したMBC組合員パク・キョンジュ アナウンサーは「ハンナラ党が推進しようとしている放送法改正案は話にならない法案」としながら「MBC組合員らがストライキに出るのは自社利己主義でなく正しい言論を守るための苦闘」と話した。
‘社長出勤阻止162日目’を迎えているYTN組合員50人余りも決議大会に参加した。ノ・チョンミョン委員長は「放送法改正案は結局財閥放送,ハンナラ党放送を作るということ」としながら「政府と国民の疎通が良くならないのではなく最初から疎通を拒否している」と批判した。
←全国言論労働組合のゼネスト宣言により、MBC,SBS労組などがストライキに突入した。MBC労組員たちが26日午前ソウル,汝矣島MBC放送センターで出征式を持っている。 聯合ニュース
チェ・サンジェ言論労組委員長は決議大会開会発言を通じて「放送法改正案は民主主義を抹殺しようとする暴圧的法案」としながら「この法が通過すれば市民たちと共に政権退陣闘争に打って出る」と宣言した。
参加者たちは放送法改正を強行している ‘言論五敵’ としてキム・ヒョンオ国会議長,ホン・ジュンピョ ハンナラ党院内代表,コ・フンギル国会文放委員長,チョン・ビョングク ハンナラ党メディア特別委委員長,ナ・ギョンウォン ハンナラ党文放委幹事などを指定した。参加者たちは言論五敵中でもキム・ヒョンオ国会議長とホン・ジュンピョ院内代表,チョン・ビョングク議員に抗議音声メッセージを残すパフォーマンスを行った。司会者が三人の電話番号を読み上げると参加者たちがいっせいに電話をかけてメッセージを残した。キム議長は放送法を国会本会議で電光石火に通過させようと先鋒を買って出たしホン院内代表は電光石火の命令者であり、チョン・ビョングク議員は言論悪法を作った主犯だというものだ。
決議大会現場には民主労総ホ・ヨング副委員長,カン・キガプ民主労働党代表とノ・フェチャン進歩新党代表,ペク・キワン統一問題研究所所長などが共に参加した。10代連合,アゴラなどのネチズンたちも旗を掲げて参加した。午後3時現在、チョン・ジンファ全教組委員長など民主労総各単位代表らの連帯発言が続いている。
ホ・ジェヒョン記者 catalunia@hani.co.kr