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日本人観光客は“焼き肉”、中国人観光客は“免税店”をクリックして韓国旅行に

登録:2014-10-01 08:07 修正:2014-10-01 14:34

 外国人は何を期待して韓国観光に出かけるのだろうか?

 韓国観光公社が昨年8月から今年7月までの1年間、グーグル(英語)、ヤフージャパン(日本語)、百度(バイドゥ・中国語)など国外の主な検索エンジン3か所を対象に韓国観光関連の主な検索語200個を分析した結果、日本は“食べ物”、中国は“ショッピング”で言語圏別に関心事が明確に分かれた。

 ヤフージャパンでは“食べ物”関連の検索量が半分近い比率(45%)を占めた。 人気検索語1位は焼き肉(月平均22万件)で全検索量の24.6%に達した。 韓国料理(5万2000件)・冷麺(3万5000件)・チヂミ(3万5000件)・ビビンバ(3万1000件)など、日本語検索語上位10個の中5個が食べ物に関連していた。 イ・テヒョク観光公社海外スマート観光チーム長は「日本人観客数が減っているのを考えると、観光に必要な実質的検索ではなく“関心事”だけが現れた現象のようだ」と語った。

 中国検索エンジンの百度ではショッピング関連の検索量が29%に達した。 人気検索語2位にロッテ免税店(月平均6万3673件)、5位に新羅免税店(4万5174件)があがるほどだ。 観光地では“済州島”が今年4月以降人気急上昇中だ。 韓国観光関連の検索語1位は済州島(7万6078件)でソウル(5万5368件)より検索量が多く、“漢拏山(ハルラサン)”も人気検索語順位6位(3万9464件)を占めた。“チメク”(チキンとビールの略語・1万2723件)など韓流関連検索語も目についた。

 シンガポールや香港など東南アジア圏からの流入が多かったグーグル英語検索の場合、検索語1位が“江南(カンナム)”(月平均41万583件)で検索比率のうち27.7%を占めた。 歌手サイの「江南スタイル」の影響が持続していると考えられる。 特定分野よりはソウル(12.4%)・釜山(3.3%)・仁川(1.8%)が検索語10位圏に入り、地域を探索する検索語が多かった。

 イ チーム長は「東南アジア圏の検索語は実際の訪韓需要より韓流にともなう“情報検索”の部分が大きいようだ」と見た。 観光公社は今回の分析をベースに国家別マーケティング戦略を推進する計画だ。

キム・ヒョジン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2014.09.30 19:52

https://www.hani.co.kr/arti/economy/consumer/657648.html 訳Y.B(894字)

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