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セウォル号遺族の断食闘争に演劇人や言論人が続々と参加

登録:2014-08-20 22:26 修正:2014-08-21 07:42
演劇未来行動ネットワークに所属する演劇人が20日午前、ソウル光化門(クァンファムン)のセウォル号ハンスト座り込み場前で遺族たちの要求が反映されたセウォル号特別法の制定を要求している。 キム・ソングァン記者flysg2@hani.co.kr

 与野党が再合意したセウォル号特別法案を遺族が拒否した中で‘ユミン パパ’のキム・ヨンオ氏(47)の断食が38日目を迎えた。 家族たちを支持する文化界の人々の‘同調断食’が相次いでいる。

「演劇未来行動ネットワーク」を中心とする演劇人たちが20日、キム氏が断食座り込みをしているソウル光化門(クァンファムン)広場で記者会見を行い「セウォル号事故真相究明のための特別法の制定を要求する同調断食に入る」と明らかにした。 俳優のクォン・ビョンギル、チョン・ジェジン、メン・ポンハク、イ・ホソン、キム・テス氏、演出家のキ・ククソ氏、劇作家のオ・テヨン氏など、演劇人約30人が参加した。 安山檀園高校演劇部の生徒たちと修学旅行の一週間前に一緒に演劇の練習をしたというト・チャンソン氏(45)は「演劇は世の中と疎通するための苦闘だ。遺族との疎通を拒否する特別法には反対する」と話した。 クォン・ビョンギル氏は「真実を語るべき芸術家が、今回の事件の真実を明らかにする触媒の役割をする」と話した。

 これに先立って、映画関係者も今月9日から交替で同調断食を行っている。チョン・ジヨン、チョン・ジュナン、リュ・スンワン、クォン・チリン、イ・チュンニョル監督らが一日あるいは二日ずつ断食に参加し、ポン・ジュノ、パク・チャンウク、イム・スンレ、ピョン・ヨンジュ、シン・ヨンシク監督とムン・ソリ、チャン・ヒョンソン、コ・チャンソク、チョ・ウンジなどの俳優たちはソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に特別法制定要求メッセージを上げた後、一日ずつ断食に参加した。

 21日には「東亜自由言論守護闘争委員会」、「80年解職言論人協議会」、「民主言論市民連合」、「全国言論労働組合」などの言論人が同調断食に入る。 「韓国作家会議自由実践委員会」に所属する作家たちと漫画家の団体である「ウリ(私たちの)漫画連帯」なども同調断食に参加する方案を議論していると明らかにした。

パク・キヨン記者 xeno@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/652088.html 韓国語原文入力:2014/08/20 21:53
訳J.S(1082字)

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