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光復会 “臨時政府無視パンフレット回収しないなら強力対応”

原文入力:2008-12-23午後07:20:22
長官謝罪も要求…文化部 “回収しない”

キム・ソヨン記者 ノ・ヒョンソク記者

文化体育観光部が大韓民国臨時政府の正統性を無視する内容が含まれた本を中・高等学校などに配布したことと関連して、光復会など関連団体らは23日ユ・インチョン文化部長官の謝罪と本の回収を要求した。団体らは要求が受け入れられない場合、強力に対応すると明らかにした。だが文化部は「関連記述のどこにも臨時政府の法統を無視した部分はない」として「パンフレットを回収しない」と語った。
独立運動家と遺族たちで構成された光復会は「明日(24日)緊急理事会を開き抗議文採択と今後の対応方案を議論する」と明らかにした。

光復会関係者は「政府は憲法前文に書かれている明確な歴史的事実をわい曲してまでもなぜ国論を分裂させようとするのか」として「教育科学技術部<奇跡の歴史>映像物の場合同様に文化部長官が謝罪し資料の回収をしなければ強力に対応するほかはない雰囲気」と話した。彼は‘臨時政府の法統を無視しなかった’という文化部釈明に対して「‘臨時政府は宣伝的・象徴的意味’として実体を認めないまま‘大韓民国を建国した功労は1948年8月政府樹立に参加した人物らに割り当てられることが当然だ’としておきながらも臨時政府の法統を無視しなかったというのでは、私たちをバカ呼ばわりするということなのか」と反問した。

‘独立有功者遺志継承遺族会’関係者も「文化部が配布した本では、臨時政府が国際的承認を受けることができなかったとなっているが、事実関係もまともに把握できていない」としながら「政府樹立当時、中国によって承認されたし,フランス臨時政府と米国議会の承認まで受けて支援を受けた」と反論した。

済州4・3研究所と5・18記念財団も「文化部は李承晩・朴正熙・全斗煥の独裁政治を美化するために現代史の大きい傷である2事件を意図的に無視した」として「政府が好みに合うように歴史をわい曲しようとしている」と批判した。

一方、ソ・ガンス文化部広報支援局長はこの日記者会見を行い「一部の文句に一般人に対して誤解の素地があるように見える」としながらも「私たちの近現代史の明暗を客観的に振り返ってみる趣旨で筆者らの原稿を十回以上検討して修正したし、筆者らの主観的観点をそのまま受け入れたことは絶対にない」と語った。ソ局長は「去る10月に関連事業が終わっているのでパンフレット回収などの追加措置を取る計画はない」と付け加えた。

https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/329344.html

キム・ソヨン,ノ・ヒョンソク記者 dandy@hani.co.kr

原文: 訳J.S