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セヌリ‘非朴系’公認 交通整理

登録:2014-07-03 10:22 修正:2014-07-04 05:56
イム・テヒ水原(スウォン)霊通(ヨントン)選挙区へ
ナ・ギョンウォンは戦略公認なしに
セヌリ党イ・ワング非常対策委員長(右)とキム・ジェウォン院内首席副代表が2日午前、国会で並んで電話をしながら歩いている。 イ・ジョンウ先任記者 woo@hani.co.kr

公認委「十顧の礼」で要請したが
キム・ムンスは繰り返し出馬拒否

 7・30再・補欠選挙出馬有無に関心が集まっているセヌリ党‘非朴槿恵(パク・クネ)系’人士の去就がもつれている。 2日、セヌリ党の状況を見れば、イム・テヒ元大統領府大統領室長は京畿道水原(キョンギド・スウォン)霊通(ヨントン)選挙区で戦略公認されるものと見られ、党が積極的に求愛しているキム・ムンス前京畿道(キョンギド)知事は不出馬の意が確実と見られる。 ナ・ギョンウォン元議員は党が戦略公認しない方針を明らかにし‘一歩後退’した雰囲気だ。

 京畿道平沢(ピョンテク)乙選挙区で公認を申し込み、先月30日に脱落したイム・テヒ元大統領室長の場合、二日間で状況が急反転した。 セヌリ党公認管理委員会は「地域縁故がなく競争力がない」としてイム元室長を排除した。 だが、イム元室長が無所属出馬の可能性まで臭わせて反発するや、イ・ワング院内代表も公認管理委員長であるユン・サンヒョン事務総長に‘イム元室長を公認から排除したことは適切でない’という意見を伝達して状況が変わった。 ユン事務総長は1日夜、イム元室長に会って水原霊通での戦略公認を提案し、イム元室長は「考える時間をくれ」と話したという。

 セヌリ党が‘銅雀(トンジャク)乙選挙区の必勝カード’と見なしたキム・ムンス前知事は、「十顧の礼を尽くす」という党公認委の公開的要請にも関わらず、今回の補欠選には出馬しない意向を明確にした。 キム前知事は側近に「今私がすべきことは自分自身の刷新と革新の時間を設けること」とし出馬提案を断った。 ある側近は「キム前知事は当分の間、現実政治から距離を置き、より広く見て2017年の大統領選挙を準備しようとしている」と話した。 今の時点で院内進入問題で焦るよりは‘大きな絵’を描いて大統領選挙への出馬準備に重点を置くということだ。 キム前知事は4日、全南(チョンナム)高興(コフン)小鹿島(ソロクド)を訪問して、補欠選候補登録期間(10~11日)が過ぎる18日頃までハンセン病患者たちを世話する予定だ。 それでも公認委はキム前知事に対する‘未練’を捨て切れない雰囲気だ。 公認委はこの日、銅雀乙を戦略公認地域と決めて「キム前知事を迎えることに心血を注ぐというのが公認委の意見」と明らかにした。

 戦略公認が確実と見られていたナ・ギョンウォン元議員は前途がはっきりしなくなった。 ナ元議員が望む地域(京畿道金浦(キンポ))と党が望む地域(水原丙・八達(パルダル))とが食い違い、互いに距離を狭められないためだ。 ユン事務総長は記者懇談会で「我々は‘ナ・ギョンウォン カード’を水原で考えたが、本人が固辞した。 (ナ元議員が望む)金浦も考えてみたが、金浦は現在公認を申し込んだ候補たちでも十分勝てる」として、公認しない方針を明らかにした。 ナ元議員は水原丙で出馬する場合、ソン・ハクキュ新政治民主連合常任顧問と正面対決することになる可能性が高く、負担に感じたと言う。 ナ元議員は出馬説が飛び交った7・14全党大会にも出馬しないものと見られる。 ナ元議員と近いある議員は「政治を再びやりたい思いは強いが、この時期に補欠選や全党大会に出て行くことは不自然と判断したようだ」と伝えた。

チョ・ヘジョン、ソ・ボミ、キム・スホン記者 zesty@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/645280.html 韓国語原文入力:2014/07/02 22:29
訳J.S(1645字)

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