原文入力:2008-12-24午前09:24:50
建設技術研究院,懲戒委3回延期の末夜遅く開会
去る5月“4大河川整備の実体は運河”と良心宣言をしたキム・イテ韓国建設技術研究院(建技研)研究員が23日午後京畿道高陽市,一山西区,大化洞建技研のエレベーター内で、懲戒のための人事委員会が夕方に再び開かれることになった事実を夫人に知らせている。この日人事委は当初午後4時に開く予定だったが労組員らの反対に何回も失敗に終わったあげく夜9時に開いた。高揚/キム・ジョンス記者 jongsoo@hani.co.kr
去る5月、大運河関連良心宣言をした韓国建設技術研究院(建技研)のキム・イテ研究員が結局‘停職3ヶ月’という重い懲戒を受けた。建技研はこの日午後9時京畿道高陽,一山西区,建技研地下1階会議場で懲戒委を開きキム研究員に対してこのように決めた。
キム研究員は去る5月ポータルサイト‘タウム’のディベートルーム‘アゴラ’に‘大運河に参加する研究員です’という題名の文を載せ“(建技研が国土海洋部から研究依頼を受けた)韓半島水路つなぎ及び4大河川整備計画の実体は運河計画”と暴露したことがある。
これに対して当時国土部は「内容流出ではないので保安覚書違反ではない」と明らかにし建技研も当時空席だった院長を代理してウ・ヒョソプ副院長が「処罰計画はない」と語った。
だが去る9月赴任したチョ・ヨンジュ院長は建技研のこういう約束を覆し、良心宣言から半年を経過し一歩遅れてキム研究員に対する監査に着手し懲戒手続きに入った。ちょうど建技研は4大河川整備事業研究を再度受注した状態であった。このために建技研内部では今回の懲戒がキム研究員に対する報復次元を越えキム研究員を犠牲の羊として第2の大運河良心宣言を防ぐための権力機関の脅迫性警告と解説した。
キム・ソクチン建技研監査室長は「キム研究員が保安事項を流出した訳ではないが、職員として内部協議の手続きなしに個人意見を明らかにし、これによって建技研の地位を傷つけ内部就業規則と人事管理規定を破った嫌疑」と話した。
一方この日、建技研労働組合員60人余りは午後4時懲戒委員会開催を阻止するために京畿道高陽,一山西区の建技研地下会議場出入り口を封鎖したが懲戒委委員らは会議開始時間を午後5時,8時,9時などと延期しながら会議を強行した。
パク・クンチョル建技研労組支部長は「懲戒委委員の30%だけを部長級から選ぶことが慣例だったが、今回は12人全員を部長級以上から選んだ」とし、「落下傘なので権力機関に弱くならざるをえない院長が一般職員よりは自分の意に良く従う部長たちばかり集めて重い懲戒手続きを踏んだもの」と主張した。
ソン・チャンソク記者 number3@hani.co.kr
原文:https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/329432.html 訳J.S