今後新たに作られる全ての高速道路サービスエリアのトイレの便器数は男女比率が1対1.5となる。 しかし女性のトイレ利用時間が男性の2倍を超える点を考慮すれば依然として女性トイレが男性トイレよりは不足するものとみられる。
14日、韓国道路公社は高速道路で女性のトイレ利用不便を減らすために、今後新たに設置されるサービスエリアの女性トイレの便器数を男性トイレの1.5倍とすることにしたと明らかにした。 これまでは一日の利用車両が5万台以上の高速道路サービスエリアだけで女性トイレの便器数を男性の1.5倍にしていたが、今後は一日の利用車両が5万台未満の場合にも女性トイレの便器数が男性の1.5倍となる。
女性のトイレ利用時間は身体的差異と子供を同行するケースが多いために男性より2倍以上長いと調査されている。 これに伴い、アメリカ ニューヨーク市とペンシルバニ ア、テネシー、テキサスなどでは公共場所で女性トイレの便器数を男性の2倍と定めている。 アメリカのフロリダ、中国の広州などは韓国と同じく1.5倍だ。
道路公団はまた、今回のチュソク(旧盆)休暇前に高速道路サービスエリアの内、13ヶ所のトイレの男女比率が1対1.5になるべく女性トイレの便器数を130ヶ増やすことにしたと明らかにした。 現在、全国の高速道路には176ヶ所のサービスエリアがあり、この内7ヶ所が女性トイレ便器数を1.5倍確保してあり、今回13ヶ所が追加で女性トイレ便器数を1.5倍確保するということだ。 したがって女性トイレ便器数1.5倍を確保したサービスエリアは計20ヶ所となり、まだ全体の11.4%に過ぎない。
世宗(セジョン)/キム・キュウォン記者 che@hani.co.kr