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朴大統領はともかく、野党支持率はなぜ?

登録:2014-05-09 22:04 修正:2014-05-09 22:13
キム・ハンギル、安哲秀(アン・チョルス)新政治民主連合共同代表が4月30日午前、国会で開かれた‘最高委員-旅客船沈没事故対策委員長団連席会議’で話を交わしている。 イ・ジョンウ先任記者 woo@hani.co.kr

韓国ギャラップ5月1週調査、朴大統領支持率 2% 下落
新政治連合も24%→23%…創党以来 9週連続で下落

 セウォル号惨事以後、10%以上の大幅下落した朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率下落幅が狭まったことが分かった。

 世論調査専門機関である韓国ギャラップが9日に発表した5月1週定例調査を見れば、朴大統領の支持率は先週の48%から今週は46%に2%下がったことが分かった。 4月18日に発表された韓国ギャラップ調査で朴大統領の支持率は59%に達したが、惨事に対処する政府の無能と無責任が浮き彫りになり30日には48%に下落していた。

 チョン・ジヨン韓国ギャラップ理事は「朴大統領の支持率が今後継続的に下がるのか反騰するかは見守らなければならないが、60代以上の回答者では支持率が78%に達し、大邱(テグ)・慶北(キョンブク)地域でも63%と現れるなど、支持基盤は相変らず強固だ」と話した。

 特異な点はセヌリ党の政党支持率は1週間前と変わりなく39%を維持している反面、新政治民主連合は持続的に下落しているという点だ。 新政治連合は、安哲秀共同代表の新政治推進連合と民主党が統合を発表した3月1週に31%を記録した以後、毎週1~2%ずつ下がり先週には24%、今週は23%を記録した。

 チョン理事は「普通、野党支持率は上がり下がりしながら一定水準を維持するものだが、今回のように9週連続で下がるのは初めて」とし「新政治連合が創党直後に国民的関心とは距離がある基礎選挙無公薦論議を行い、セウォル号局面では野党の存在感を見せられず支持率上昇の契機が作られえなかった」と話した。 彼は「しかし、去る総選挙・大統領選挙の世論調査の流れを見れば、選挙2週間前からは与党に投票したくない有権者が野党支持で動く」として「6・4地方選挙が差し迫れば新政治連合の支持率も変化を見せるだろう」と予想した。

 今回の調査は5月7~8日全国成人808人を対象に携帯電話面接調査で実施され、95%信頼水準で標本誤差は±3.4%だ。

イユ・チュヒョン記者 edigna@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/636270.html 韓国語原文入力:2014/05/09 17:30
訳J.S(1114字)

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