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“1千分の1の反対も包容できないか…政府は維新時代のようだ”

原文入力:2008-12-24午前07:17:11
 [インタビュー]一斉試験拒否チャンス中キム・インボン校長
“教育庁‘受験 構成員間意見収斂 決定’ 公文
法規に従った適法処理…懲戒するならば行政訴訟”

←全北チャンス中学校キム・インボン校長.

“生徒個人別でなく学校単位で試験拒否決定をするようにしたので生徒の選択権が保障されません。試験を望む生徒たちが試験を受けられないことになり残念で申し訳ない。」去る10月実施した全国単位学力評価(一斉試験)で生徒たちに現場体験学習を許可したという理由で全北道教育庁から重い懲戒対象になった全北チャンス中学校キム・インボン(54)校長は、23日今度は学校単位で一斉試験を拒否したことに対して先に遺憾の意を表した。

チャンス中はこの日1~2学年151人全員が一斉試験を受けずに正常授業を行った。チャンス中学校運営委員と教職員らが一斉試験参加可否を議論した結果、試験を受けないことを決めたのだ。

キム校長は「全北教育庁が去る2日公文書を通じて‘一斉試験受験可否を学校構成員間で十分な意見収斂を経て決めなさい’としたが、大部分の学校が構成員に教育庁から公文書が来たことさえ知らせずに一方的に決めた」と指摘した。彼は「現政府と教育当局は100%の賛成を望む維新時代のようだ」として「僅か1000分の1(全国中学校3学年62万人の中で600人余りが試験欠席)の反対さえも包容できないのか理解に苦しむ」と語った。

彼は去る10月にも中学校3学年を対象に実施された一斉試験で8人に体験学習を許した。キム校長は「関連法規により適法に処理したので教育庁が懲戒をするならば行政訴訟で対応する」と明らかにした。彼は「現場体験学習は初中等教育法施行令に‘学校長が保護者の同意を得て許可することができる’と規定されており、2008年度チャンス中学業成績管理規定にも‘現場体験学習によって出席できない場合は出席と認定することができる’とある」と説明した。

1989年全教組に加入したという理由で解職されたキム校長は91~95年全北道教育委員を務め95年に復職した。2000年から2年間、全教組全北支部事務局長として仕事をしてきた彼は今年3月公募制を通じてチャンス中校長に抜擢された。長寿/パク・イムグン記者 pik007@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/329430.html

原文: 訳J,S