本文に移動

オバマ、今月25日 訪韓 見込み

登録:2014-04-03 22:43 修正:2014-04-04 07:21
1泊2日日程…北核問題など議論
訪韓前に日本を2泊3日 国賓訪問
朴槿恵(パク・クネ)大統領が7日午前(現地時間)ワシントンのホワイトハウスで開かれた韓米首脳会談でバラク・オバマ米国大統領と話をしている。 2013.05.07大統領府カメラマン団

 バラク・オバマ 米国大統領が来る25日から1泊2日の日程で韓国を訪問すると伝えられた。

 ワシントンの外交消息筋は2日(現地時間) 「オバマ大統領が日本を経て韓国を1泊2日の日程で訪問するだろう" としつつ "ただし日本は米国側に最短でも2泊3日の国賓訪問を強く要請し、米国もそれを受け入れたと理解している」と話した。

 当初オバマ大統領は韓国・日本両国をそれぞれ1泊2日ずつの日程で訪問すると観測されてきた。 しかし日本側は米・日同盟の強化を象徴的に見せるため18年ぶりの国賓訪問を推進し、そのためには少なくとも2泊3日が必要だと要請したと伝えられた。

 韓・米首脳会談では北核と韓・日の過去問題などが主要議題として登場するものと見られる。 北核問題と関連しては新しい政策を議論するよりは、既存政策を再確認する水準で議論が進められるものと観測される。 ただし、最近の北朝鮮によるノドン ミサイル発射以後、国連安全保障理事会(安保理)の対応強度により北朝鮮が核実験または長距離ミサイル発射実験などを行う可能性があり、これに対する共同対処方案が議論されることもありうる。 韓・米・日6者会談の首席代表は来週ワシントンで会い、北核問題を議論する予定だ。

 韓国・日本間の過去の問題と関連しては、オバマ大統領が日本が関係改善措置に乗り出せば、韓国がこれに前向きに応じることを注文する可能性がある。戦時作戦統制権転換の再延期と韓・米原子力協定も議題に上りうるが、今回結論が出てくることは困難だ。

 米国が日本の国賓訪問提案を受け入れたのは、現在議論が平行線を辿っている環太平洋経済パートナー協定(TPP)で日本の譲歩を受けるためのものと見られる。 最近、安倍晋三政権の歴史修正主義によって気まずくなった米・日関係を正常化して日本に力を与える代価として、日本の経済的譲歩を勝ち取るということだ。 <時事通信>は "(TPP交渉で)コメなど主要農産物5品目の関税維持を主張する日本と、全面撤廃を主張する米国の間の意見の相違が依然大きい" と伝えた。 米・日は普天間飛行場の辺野古移転、ミサイル防御(MD)計画、中-日の東シナ海領有権紛争などの懸案に対しても意見を交換すると展望される。 ワシントン・東京/パク・ヒョン、キル・ユンヒョン特派員 hyun21@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/international/america/631194.html 韓国語原文入力:2014/04/03 20:31
訳J.S(1126字)

関連記事