‘エネルギー自立都市ソウル’を主題に、市民と専門家たちが一堂に集まって自由に想像の翼を広げるソーシャルフィクションが開かれる。
ソウル市は来る12日午後2時、市庁多目的ホールで3時間30分間‘原発1基減らし市民討論会’を開くと4日明らかにした。 ソウル市はこの間推進してきた原発1基減らし政策の1段階が終えられ、2段階推進のために今回の行事を用意した。 ソウル市は2012年4月、新再生エネルギーの生産拡大とエネルギー節約を通じて、2014年までに200万TOE(石油換算トン)を減らす目標を立て、先月目標の73%に当たる146万TEOを減らすことに成功した。
今回の討論会にはパク・ウォンスン市長と環境・エネルギー分野の専門家、市民団体活動家、宗教家など総勢300人余が参加する予定であり、市民も‘原発1基減らし’ホームページから申し込めば参加でき、9日まで先着順で受け付ける。
今回の討論会は‘ソーシャルフィクション’という新しい方式で進行される。 これは専門家中心、懸案中心の既存討論会とは違い、市民自らが遠い未来の価値実現のために多様な提案を出す。 これは2006年にノーベル平和賞を受けたムハンマド ユヌスが提案した方式で、宇宙旅行のような科学的想像(サイエンスフィクション)が現実になったように、社会変化のためには社会的想像が先に必要だという趣旨だ。 今回のソーシャルフィクションはエネルギー生産と効率化、産業・働き口、共同体、福祉など4分野に分かれて進行される。
アン・チャンヒョン記者 blue@hani.co.kr