民主党と新政治連合が‘創党・統合’を宣言したことにより6月の地方選挙は既存3者構図から与野党1対1構図に変わった。 世論調査専門家たちは世論地形が急激に揺れている状況で具体的な展望を留保しつつも、新党創党と公認がすっきりと終えられるならば両者の統合が‘1+1=2+α’のシナジー効果につながりうると見通した。 先月28日基準(韓国ギャラップ調査)で政党支持率はセヌリ党が40%、民主党15%、新政治連合18%であった。
■新党支持率-展望
短期展望は最小限‘1+1=2’は可能だという意見が多かった。 キム・チュンソク韓国リサーチ理事は3日 「野党圏が泥仕合の代わりに支持層の期待感を生かす統合方案を出した。 民主党と新政治連合は共に支持率が最低という状況で合わさったので、新党支持率は両者の支持率の単純合算よりはより高く出てくるだろう」と展望した。 期待感が反映されたシナジー効果が可能だという分析だ。ホン・ヒョンシク ハンギルリサーチ所長は 「最近、安哲秀(アン・チョルス)委員長側の支持率を見れば、親与党支持層はすでに離脱した状況だった。 民主党では不可能な外縁拡張が、安委員長なら可能だという点で、新党支持率はシナジーが出る側に方向が捕えられるだろう」と同様な分析を出した。 ‘安哲秀現象’を2年以上にわたり見守ってきた丈夫な支持層だけが残った状況で統合が決定されただけに、直ちに支持を撤回する可能性は少ないということだ。
イム・サンリョル リサーチプラス代表は 「安哲秀支持層の離脱率と無党派層の流入効果については、首都圏と湖南(ホナム)地域の流入が離脱率を上回ると見る」と語った。 キム・チュンソク理事も「既存の全南(チョンナム)地域調査を見れば‘民主党が改革的姿勢を見せれば再び支持する’という離脱層が半分程度はいる」と話した。 民主党を離脱した‘飼いウサギ’たちの帰還可能性が大きいということだ。 政治コンサルタント‘ミン’のユン・ヒウン世論分析センター長は「野党圏が直ちに圧倒的優位を見せることは容易ではない」としつつも 「保守陣営の拡張を防いでほしいという‘条件付き支持者’らが結集することにより野党圏が現状振るわない支持率を回復する可能性がある」と展望した。 キム・ジヨン メディアリサーチ副社長は「今は世論が揺動している状況」として慎重な態度を見せながらも「新党創党で‘セヌリ党 対 反セヌリ党’構図に転換された。 安哲秀支持層では直ちに新党支持を撤回するというより期待感を持って観望する人々が多いと見る」と話した。
中長期展望を問う質問にはいくつかの条件によって支持率が決定されるだろうと予想した。 世論調査専門家たちは、新党創党過程を誰が主導するか、統合新党に‘新政治’色がどの程度反映されるか、地方選挙で新政治連合側の人々がどの程度公認を受けるかなどが主な判断基準になると予想した。
■地方選挙に及ぼす効果
世論調査専門家たちは3者構図が1対1構図に整理されたことにより、野党圏に有利な局面が造成されたことは明らかだと見た。 チャン・トクヒョン韓国ギャラップ部長は「選挙は構図が最も重要だが、新党創党過程での不協和音が問題になることはありうるが、野党圏支持層の選択肢が一つに減ったという点で野党圏に有利になった」と指摘した。 ユン・ヒウン世論分析センター長は「結局、去る大統領選挙と似た構図になった。 政府与党としては審判・牽制論の負担が大きくならざるを得ない」と話した。 イム・サンリョル代表は「かつての‘DJP連合’のような地域に基づく政略的統合とは状況が違う。 1対1構造への単一化は当然野党圏に有利だ」とした。
世論調査専門家たちは異口同音に今回の新党統合の‘最大受恵者’としてパク・ウォンスン ソウル市長を挙げた。 セヌリ党・新政治連合との3者対決構図では選挙展望が明るくなかったパク市長が、今回の‘統合’の効果を最も大きく享受する展望だ。
一方、新党創党宣言の直後である2日午後<ネイル(明日)新聞>と世論調査機関‘ディ オピニオン’が実施した世論調査で、新党の支持率は民主党(13.1%)と新政治連合(13.5%)支持率の単純合計より7.7%高い34.3%と出てきた。 シナジー効果が明確にあらわれたわけだ。 既存3者構図で38.8%であったセヌリ党支持率は40.0%で1%余増えるに終わった。
キム・ナムイル記者 namfic@hani.co.kr