原文入力:2008-12-23午前10:00:44
取り締まり宥和代価 いつもただ酒
“一部の刑事は‘2次’まで”
チェ・ヒョンジュン記者
←ソウル,鍾路のある風俗店の去る5月7日付け帳簿. ‘ウインザー(大) 3本,ビール13本,ミネラル14本,ビーフジャーキー・果物・チキン’等を注文した明細の下に、ある警察官の名前と共に‘110万ウォン-未収’と記されている。 ソウル新聞提供.
ソウル地域一線警察官たちが管内風俗店主にいつも無料酒接待を受けていた情況が明らかになった。
<ソウル新聞>は22日“ソウル,鍾路警察署所属P警査(巡査部長)が5年前の取り締まり際に知り合った風俗店主O氏とK氏に管内のT酒場を安値に取得できるように助けた代価として、いつも無料酒の接待受けていた」と報道した。この新聞が入手したT酒場の一日販売明細を見るとP警査は去る5月から12月まで計6回にわたりこの業者で少ない時は数十万ウォン、多くて110万ウォン分の酒とつまみなどを飲食したことになっている。この業者の去る5月7日付け帳簿には,‘ウインザー(大) 3本,ビール13本,飲み物14本,ビーフジャーキー・果物・チキン’等を注文した明細の下にP警査の名前と共に‘110万ウォン-未収’と記されている。 P警査は先月17日にもこの店で‘ウインザー(大) 2本,果物1ヶ,ビール5本’等を飲食するなどいつもこの酒場に出入りしたことがわかる。この酒場の事業主であるK氏は<ソウル新聞>とインタビューした録音収録で「P警査はほとんど毎日鐘路署とか警察庁などの同僚刑事らを連れてきて、数十万ウォン分から100万ウォン分のタダ酒を飲み、女性従業員と2次に出かけたりした」と述べた。彼はまた「P警査が性暴行事件や不法私債業者を告訴した事件などで合意を斡旋した後、被害者らが受け取った和解金の一部を横取りすることもした」と主張した。
この新聞はソウル,鍾路・中区一帯の風俗店主らの話を引用し「中部警察署のK警長(警査の1階級下)が管内風俗店主らにいつも酒接待と金を受け取っていて、K警長がお兄さん・弟の関係でいようとするなら金をくれと言った」と報道した。新聞はまた中区のある風俗店主が取り締まりに引っかかり南大門で所属刑事に300万ウォンを渡して無嫌疑処理され、去る10~11月乙支路一帯風俗店取り締まり時には中部署でK警長があらかじめ取り締まり情報を事業主に小出しに漏らした疑惑があると報道した。これに対して警察関係者は「内部監察を通じて報道内容の事実可否を確認中」と明らかにした。 チェ・ヒョンジュン記者 haojune@hani.co.kr