しばしばオンライン コミュニティで‘ギャラ派’(ギャラクシースマートフォン マニア)と‘アップル派’(アップルマニア)に分かれて舌戦を行ったりもするギャラクシー使用者とアイフォン使用者の生き方はどれくらい違うのだろうか? 弘益(ホンイク)大国際デザイン専門大学院のキム・スンイン教授(デザイン革新センター長)が27日に出した‘三星(サムスン) ギャラクシーとアップル アイフォン使用者のライフスタイル比較研究’という報告書はいくつかおもしろい端緒を提供してくれる。 調査は昨年9月、全国のギャラクシー または アイフォンを使う20~50代の男女710人を対象にオンライン質問形式で行われた。
端的な例が、好きなハンバーガー ブランドだ。 ギャラクシー使用者の場合、最も好きなブランドは‘ロッテリア’(38.6%)と現れた反面、アイフォンは‘バーガーキング’(26.9%)と現れた。 ロッテリアの場合、国内売場数1位の最も大衆的なファーストフード ブランドであり、バーガーキングは‘フランチャイズの中では味が良い’という評を聞く少数選好のブランドだ。 ギャラクシー使用者のバーガーキング選好度は12.2%、アイフォン使用者のロッテリア選好度は24.7%に過ぎなかった。
政治的指向を垣間見られる選好新聞ブランドについても差があらわれた。 アイフォン使用者が最も好んで読む新聞としては‘ハンギョレ’(19.9%)が挙げられた反面、ギャラクシー使用者が最も好む新聞としては‘中央日報’(18.3%)が挙げられた。 ‘朝鮮日報’の比率(18%)も高かった。 アイフォン使用者は進歩的な指向を、ギャラクシー使用者は保守的指向を帯びていたわけだ。
調査を進めたキム・スンイン教授は、これと関連して 「断定することは難しいがギャラクシー使用者の場合、選択において多少保守的な面があらわれたのは事実だ。 アイフォン使用者の場合、自身が選ぶブランドに対する関心度が高い方だ。 若い層の場合、海外ブランドに対する選好指向も現れている」と話した。 男性使用者に対する化粧品選好度調査で、ギャラクシー使用者の最も多い答が 「分からない」(12.3%)である反面、アイフォン使用者が 「シャネル」(8.6%)と答えた点もこれを裏付ける。
しかし、衣・食・住をはじめとして余暇、モバイル生活など調査内容全般について見れば、両者に大きな差があるとは見難いというのがキム教授の分析だ。 彼は 「生き方がギャラクシーとアイフォンというブランド選択にどんな関連性があるかという点において顕著な差があったとは見難い。 ただし、女性のアイフォン使用者の場合、自身の選好が特に目立った点は特徴的」と話した。
クォン・オソン記者 sage5th@hani.co.kr