原文入力:2008-12-23午前08:49:23
23日 中学一斉試験…怒りの声広がる
立場留保団体・政界・宗教界まで批判加勢
‘学校を愛する父母の会’は “拒否教師退出運動…学校長も懲戒を”主張
チョン・ミニョン記者 チョ・ソヨン ディレクター
←一斉試験時に体験学習を許可したという理由で罷免通知を受けたソル・ウンジュ先生とハン・ホング聖公会大教授が22日午後ソウル,江北区ユヒョン小学校前で懲戒撤回を促す1人示威中にある生徒に会って話を交わしている。ハン教授はソル先生の大学院教授として参加した。 イ・ジョングン記者 root2@hani.co.kr
中学校1・2学年を対象にする‘全国市道連合学力評価’を明日に控えた22日、一斉試験中断を要求する社会団体らの声が堰を切った。一斉試験を拒否する生徒たちに体験学習を許可して罷免・解任された教師7人の懲戒を撤回しろとの要求もあふれた。当初一斉試験反対に多少留保の態度を見せていた団体や政界まで一斉試験と懲戒の不当性を指摘しはじめ論議は簡単には収まらないものと見える。
[現場] ‘ソル・ウンジュ教師懲戒撤回1人デモ’行うハン・ホング教授
民主化のための全国教授協議会と全国教授労組など5ヶ教授団体はこの日ソウル市教育庁の前で記者会見を行い「今も生徒たちは過度な学業負担と競争から来るストレスで大きい苦痛を受けている」として「一斉試験は初・中等教育の状況をより一層悪化させるもので中断しなければならない」と主張した。真の教育のための全国父兄会は「反教育的な一斉試験に抗議する意味で一斉試験反対体験学習に積極的に参加する」と明らかにした。
参加連帯と良い教師運動など23ヶ市民社会団体も同じ席で記者会見を行い「一斉試験は子供たちの素質と潜在力を押さえ込む旧時代的な発想”と批判した。続いて「専門性と自律性に基づいて批判の声をあげた教師たちに対する懲戒を直ちに撤回せよ」と要求した。良い教師運動のキム・ジンウ政策室長は「この間一斉試験を望む父母たちの選択権も尊重されなければならないという考えから(反対運動に)積極的に立ち上がらなかったが、教師たちに対する罷免・解任決定は現場教師たちの自律性を深刻に傷つけるものと判断し参加することになった」と語った。
一斉試験時に体験学習を許可したという理由で罷免通知を受けた先生たちの懲戒撤回を促す教育,女性,宗教,市民社会記者会見が22日午前、ソウル,鍾路区,ソウル市教育庁前で開かれソン・ヨンウン(先史小)先生が糾弾発言をしている。 イ・ジョングン記者 root2@hani.co.kr
国会教育科学技術委員会所属民主党と民主労働党など野党議員らもこの日国会ブリーフィングを通じて「一斉試験反対教師罷免と関連して、真相調査委員会を構成し懲戒手続きが適切で正当だったのか確かめてみる」と明らかにした。議員らは「上級機関の指示を誠実に履行しなかった責任があるといっても、それが教師としてとうてい生徒たちの前に立てなくするほど程に大きな誤りなのか問わざるをえない」と指摘した。韓国キリスト教長老会‘教会と社会委員会’と大韓聖公会正義平和司祭壇もこの日午後ソウル市教育庁を訪問し教師たちに対する懲戒撤回を要求した。
しかし保守団体である‘学校を愛する父母の会’はこの日午前、ソウル市教育庁前で記者会見を行い「一斉試験を拒否した非適格教師に対する退出運動に出る」としながら「市教育庁は一斉試験反対教師だけを懲戒するのでなく学校長まで懲戒しなければならない」と要求した。 チョン・ミニョン記者 minyoung@hani.co.kr