西正典 日本防衛省事務次官が来月訪韓して、2年間中断されていた韓-日国防次官会談を持つために韓国政府と日程を調整中だと日本<NHK>放送が30日報道した。 西次官は今回の訪韓で、2011年6月以後開かれていない両国国防長官会談を持ち、昨年6月に推進が中断された‘韓-日軍事秘密情報保護協定’を早急に締結する問題を韓国側に提案すると発表された。
この放送は 「防衛省は両国関係が悪化した状態だが、東アジアを巡る安保環境が悪化しており今回の協議で両国間のきずなを強化する契機を見つけることを希望している」と伝えた。 西事務次官の訪韓は11日ソウルで韓国国防部の主管により開く‘ソウル安保対話’を兼ねたものだ。 両国間の対話が公式決定されてはいないが、この行事自体がアジア24ヶ国国防部次官級会談であるだけに自然に安保懸案に対する議論が可能なものと見られる。
これと関連してキム・ミンソク国防部スポークスマンは「今回の行事は韓半島の安保と平和のための協力方案をアジア24ヶ国の国防次官が一緒に議論してみようとの趣旨を持っている。 韓-日の国防次官が会うならば、2者もしくは多者会談が開かれる13日に可能だろう。しかしまだ決まっていない」と話した。
最近議論になった日本の集団的自衛権、韓-日軍事秘密情報保護協定など敏感な懸案が議題として扱われるかとの質問に、キム スポークスマンは「両国会談自体がまだ決まっていないので会談の主題について今話すことはできない。 しかし両国次官が会うならば当面の懸案に関して対話が自然になされると見る」と答えた。
東京/キル・ユンヒョン特派員、ハ・オヨン記者 charisma@hani.co.kr