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国家情報院コメント事件捜査を巡り指揮部と捜査チームの間に起きた内紛で22日ソウル瑞草洞(ソチョドン)のソウル中央地検に緊張感が漂っている。この日キル・テギ検察総長職務代行は、国家情報院捜査関連指揮部と捜査チーム間の葛藤に対して最高検察庁次元の監察を指示した。 ニュース1

国家情報院の大統領選挙・政治介入疑惑捜査チーム長に、公安通のイ・ジョンフェ(47・司法研修院23期)水原(スウォン)地検刑事1部長が電撃任命された。

　最高検察庁は捜査チームを率いてきたが最近電撃更迭されたユン・ソギョル(53・司法研修院23期)前特別捜査チーム長の後任に、イ・ジョンフェ検事を任命したと26日明らかにした。 同時にチョン・ジンウ(41)水原地検副部長を特別捜査チーム員として補強した。 二人は28日から捜査チームに合流する予定だ。

　イ チーム長は慶北(キョンブク)尚州(サンジュ)出身で、ソウル大法大を卒業し最高検察庁公安1・2課長、ソウル中央地検公安2部長などを歴任した正統派公安検事だ。 彼は北韓ハッカーを通じた企業機密流出事件、ノ・スヒ祖国統一汎民族連合南側本部議長代行の北韓密入国事件などを捜査した。 昨年12月には統合進歩党不正競選捜査を受け持ち、サーバー押収捜索を阻もうとした進歩正義党パク・ウォンソク議員を起訴したことがある。 ユン・ソギョル前チーム長は最高検察庁中央捜査1・2課長、ソウル中央地検捜査1部長などを歴任した‘特捜通’検事であった。

　最近、捜査外圧を暴露したユン前チーム長の後任に公安通検事を捜査チーム長に任命したことに対して、検察首脳部が国家情報院捜査チームを統制しようとしているのではないかという指摘が出ている。 これに先立ってウォン・セフン前国家情報院長に対する公職選挙法違反容疑適用と国家情報院職員のホームページコメント、ツイッター転送・再転送疑惑に関する捜査過程で検察内部の特殊通と公安通の間に異見があったと言われている。

　最高検察庁は 「国民の関心が集中した重大事件についてチーム長の空白で捜査および公訴維持に隙ができることの無いようにする一方、捜査経験が豊富な副部長検事を新たに補強することによってより充実した捜査と公判がなされるようにしようとすること」と説明した。

クォン・オソン記者 sage5th＠hani.co.kr