米国<ニューヨークタイムズ>は23日インターネット版で国家情報院および国防部サイバー司令部による大統領選挙介入疑惑事件をソウル発で比較的詳細に報道した。
<ニューヨークタイムズ>は国家情報院の大統領選挙介入事件捜査をリードしたユン・ソギョル(53・水原(スウォン)地検驪州(ヨジュ)支庁長)前ソウル中央地検特別捜査チーム長が去る21日、国政監査で "外圧" を受けていた事実を明らかにしたとし、捜査チームが国家情報院職員の自宅を押収捜索し緊急逮捕した後、ユン チーム長が業務から排除されたと伝えた。
<ニューヨークタイムズ>はまた、ユン チーム長が率いる捜査チームが、国家情報院のオンライン大統領選挙介入に関する多くの証拠を確保したとし、朴槿恵(パク・クネ)候補を支持し、文在寅(ムン・ジェイン)候補を‘従北’と蔑む5万件余りのツイッター文を載せたり再転送したと報道した。この新聞はチョ・ヨンゴン ソウル地検長が捜査チームに外圧を加えたという事実を否認した内容も伝えた。
<ニューヨークタイムズ>は軍の秘密組織であるサイバー司令部が、国家情報院とは別に、または、調整下で国家情報院と同様のオンライン大統領選挙介入を行った疑惑を野党議員が提起し、4人のサイバー司令部要員が政治的メッセージを上げていた事実が確認されたことにより国防部調査本部がサイバー司令部を押収捜索したと報道した。
オンラインニュースチーム