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[速報] チェ・ドンウク検察総長、辞意表明

登録:2013-09-13 15:33 修正:2013-09-13 18:59
ファン・ギョアン法務長官 監察指示後…大統領府の意中反映 解釈出る
チェ総長 "身上報道 事実無根…根拠ない疑惑提起は許されない"

<朝鮮日報>により婚外子’疑惑が提起されたチェ・ドンウク検察総長が13日電撃的に辞意を表明した。

 チェ・ドンウク総長はこの日、ク・ボンソン最高検察庁スポークスマンを通じて "検察総長職を辞退し、私は今日総長としての重い荷物を下ろそうと思う" として "与えられた任期を満たすことができず国民の皆様に非常に申し訳ない" と明らかにした。

 しかしチェ総長は、自身に対して提起された疑惑について「私の身上に関する某言論の報道は全く事実無根であることをもう一度明確にしておく」として「根拠なき疑惑提起で公職者の良心的な職務遂行を困難にすることがこれ以上繰り返されないことを願う」と話した。

 彼はまた「去る5ヶ月間、検察総長としてひたすら法と原則にのっとり正しく検察を引っ張ってきたとあえて自負する」として「すべての事件について公正で不偏不党の立場から事実をありのままに明らかにしてきたし、ありのままに法律を適用したし、その他のいかなる考慮もしなかった」と明らかにした。

 チェ総長の辞任は法務部がチェ総長に対して電撃監察に着手したと明らかにした直後に出てきた。 法務部が検察総長に対する監察に着手したことは前例のないことだ。

 これに先立って、法務部は「国家の重要な監査機関の責任者に関する道徳性論難が続くことは、検察の名誉と検察に対する国民の信頼に甚大な影響を及ぼす重大な事案」とし「これ以上、論難を放置できず、早く身上を明らかにして論議を終息させ検察組織の安定を図る必要がある」と監察着手の事実を発表した。

 法務部は「(ファン・ギョアン)法務部長官は、当事者である検察総長の指揮を受けない独立した監察官により早く真相を糾明し報告するよう措置した」と明らかにした。 チョ・サンチョル法務部スポークスマンは監察主体と関連して「法務部監察官室」と確認した。

 チェ総長がこの日午前、裁判所に訂正報道訴訟を提起することにしていた状況で、法務部が乗り出し監察指示をしたことは、事実上大統領府の意が反映されたのではないかという話が法曹界で広がっている。 しかしチョ スポークスマンは‘大統領府意中説’に対して 「長官が決めたようだ」として否認した。 彼はまた「監察というよりは真相究明」と主張したが、これは形式論理に過ぎないという批判が出ている。

オンライン ニュースチーム

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/603338.html 韓国語原文入力:2013/09/13 14:59
訳J.S(1188字)

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チェ・ドンウク検察総長 辞意表明 全文

"根拠のない疑惑提起で公職者の良心的職務遂行を困難にすることが
これ以上繰り返されないことを願う"

 チェ・ドンウク検察総長は13日、自身に対するファン・ギョアン法務部長官の監察指示直後にク・ボンソン最高検察庁スポークスマンを通じて辞意を表明し「私の身上に関する某言論の報道は全く事実無根であることをもう一度明確にしておく。 根拠のない疑惑提起で公職者の良心的な職務遂行を困難にすることがこれ以上繰り返されないことを願う」と話した。

以下はチェ総長の辞意表明全文だ。

 検察総長職を辞退し、私は本日総長としての重い荷物を下ろそうと思います。 与えられた任期を満たせず国民の皆様に非常に申し訳なく思います。

 去る5ヶ月間、検察総長としてひたすら法と原則に則り正しく検察をリードしてきたあえて自負します。 すべての事件に公正で不偏不党な立場から事実をありのままに明らかにしたし、ありのままに法律を適用したし、それ例外にいかなる考慮もしませんでした。

 私の身上に関する某言論の報道は全く事実無根であることをもう一度明確にしておきます。 根拠のない疑惑提起で公職者の良心的な職務遂行を困難にすることがこれ以上繰り返されないように願います。

 愛する検察家族の皆さん、国民が願う検察に新たに出なおすという覚悟でひたすら国民だけを眺めて大切な職分を遂行して下さい。 これまでありがとうございました。

2013年9月13日 検察総長 チェ・ドンウク

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/603345.html 韓国語原文入力:2013/09/13 15:10
訳J.S(736字)

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