キム・ホンヨル統合進歩党京畿道党委員長の押収されたコンピュータに爆弾製造法が入っていたという一部言論の報道に対して、統合進歩党が‘インターネット カフェからまるごとダウンロードした健康関連資料を国家情報院がねつ造した’と反論した。
<東亜日報>は去る5日付1面に "国家情報院と検察が先月押収捜索したRO組織員キム・ホンヨル統合進歩党京畿道党委員長のコンピュータを分析した結果、詳しく専門的な私製爆弾製造法 4種類が保存されていることが確認された。 ニトログリセリン、硝酸セルロース,硝酸カリウム、ドライアイスという名前のファイルに私製爆弾を作る方法が保存されていた" と報道した。
これに対してホン・ソンギュ スポークスマンは6日、ブリーフィングで「国家情報院が押収し分析したというフォルダはタイトルが‘医学(230冊)’であり‘体質健康法、民間療法、座禅法’等の情報で埋まっている。 国家情報院は唯一この中から4ヶのファイルを選び‘私製爆弾製造法’という話にもならないタイトルを付けて言論に流布した」と主張した。 統合進歩党は<東亜日報>報道後、キム・ホンヨル委員長のコンピュータから関連フォルダとファイルを捜し出した。 国家情報院は去る28~29日の押収捜索でキム・ホンヨル委員長のコンピュータ内容だけをコピーして行った。
キム・ホンヨル委員長がまるごとダウンロードしたというインターネット ポータルサイト タウムカフェ‘(株)未来でエンターテインメント’には、‘健康情報’コーナーにニトログリセリン、硝酸セルルーロスなどのファイルがある。 ファイルの中には物質の製造方法と化学的特性が詳しく説明されている。 例えばニトログリセリンのファイルには蒸溜水、重炭酸ナトリウム、濃縮硝酸、塩、濃縮硫酸、グリセリンなどの製造原料と製造方法が詳細に含まれている。 また、硝酸セルロースのファイルには "火薬、綿火薬などと呼ばれる。 一般火薬より安定的だが爆発力では上回る。 そして速く燃焼する。 決定的に作りやすい" という説明と製造方法が説明されている。
ホン・ソンギュ スポークスマンは「キム・ホンヨル委員長は血圧が高く肥満があり病院でも体重減量を勧告するほどだった。 キム・ホンヨル委員長の夫人も同じく子宮の方が良くなく手術を受けた経歴があり、夫婦共に健康常識、薬草、民間療法、針、灸などに関心が高かった」と主張した。 国家情報院スポークスマンは「捜査内容は知らない」と話した。
ソン・ハンヨン先任記者 shy99@hani.co.kr