原文入力 : 2008-12-21 午後 09:05:48
工事現場から女性・子供含む14体
地下洞窟に埋められて…日帝時代の物件も
ノ・ヒョンウン記者
ソウル,大学路の工事現場から女性と子供を含む遺骨14体が発見され、身元と死亡原因に対する疑問が出ている。
ソウル,恵化(ヘファ)警察署は21日「先月28日鍾路区,蓮建洞(ヨンゴンドン)国際協力団撤去現場から建物地下に埋まっていた遺骨14体が発見された」と明らかにした。国際協力団の建物は本館と別館など計三棟からなり遺骨は別館建物撤去の後、土を掘りおこす過程で発見された。警察と国防部の現場調査の結果、遺骨は人工的に作られたと推定される地下洞窟部屋に埋まっていた。工事現場関係者は「土壌破棄作業をしていたら人間の脛骨が出てきて掘削機で周辺をさらに掘ってみたら他の遺骨が続々と出てきた」と話した。
軍警は発見された遺骨の身元を、子供1人と女性を含む大人13人と把握しているが、死亡時点や経緯などについては明らかにすることができなかった。遺骨が発見された地下洞窟の上に位置した国際協力団の建物は1976年2月新築されたが、当時の建設日誌にも遺骨発見記録はないと軍警は明らかにした。
警察は‘工事現場から日帝時代のものとみられる物件が出てきた’という証言を確保して、日帝時代に集団死亡した遺骨である可能性について捜査中だ。警察は遺骨周辺から短靴と紳士靴が多数発見され女性と子供が含まれている点等から見て、韓国戦争の時に亡くなった軍人である可能性は薄いと見ている。犯罪被害で亡くなった可能性も大きくないと見ている。
ノ・ヒョンウン記者goloke@hani.co.kr