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古物商 "廃業しろというのか?" 24日から商業・住居地で営業不可

登録:2013-07-23 21:56 修正:2013-07-23 22:05
廃棄物法施行…雑種地でのみ許容
業者 "移転は困難…法猶予を"
廃紙を拾う老人など200万人 ため息

 古物商は使えないものなどの墓だが、完全な終わりではない。 一時、人生の空間を埋めた什器備品はリサイクルされて生まれ変わる準備をする。 古物だけでなく‘老いた’人々も古物商を訪ねる。 廃紙とあき缶を積んでくる老人たちだ。 "ホームレスも働きたいと言ってリヤカーを借りに来たりもする。" ソウル城東区(ソンドング)で6年間にわたり古物商を営むキム・ヨンソン ヨンソン資源社長は23日「押し出された人々が人生をつなぐ所」と話した。

 ヨンソン資源を訪れる人は一日に150人余りだ。 全国的に廃紙を拾う老人と蒐集商、古物商経営者を合わせれば200万人余りが古物で暮らしているわけだ。 この頃、古物商に集まる人々はため息が多い。 全国の古物商が廃業の危機に置かれるためだ。

 環境部は2010年7月、廃棄物管理法を改定し敷地規模2000㎡(特別市・広域市1000㎡)を越える古物商は、廃棄物処理申告を義務化した。 のみならず廃紙・屑鉄など古物商が主に取り扱うリサイクル品を廃棄物に分類し、古物商がゴミ・糞尿処理設備ができる‘雑種地’だけに立地するよう規制を新たに作った。 地籍法上の雑種地は、住宅地や商業地など特別な指定に該当しない土地だ。

 この法は24日に全面施行される。 商業・住居地域にある既存の古物商は全て雑種地を探して移転しなければならない。 違反すれば2年以下の懲役、1000万ウォン以下の罰金に処される。 すでにソウル市・済州市(チェジュシ)・仁川(インチョン)桂陽区(ケヤング)・安山市(アンサンシ)などは「適法な敷地に合わせられなければ建築法違反であるので、要件を備えるなり移転しなさい」という公文書を古物商に送った。

 古物商はほとんどがリサイクル品が発生する住宅街や会社などの商業地域を中心に位置している。 キム・ヨンソン社長は「移転をしようにも適法な敷地がソウル市内はもちろん都心郊外にもないので廃業しろということと同じ」と悔しさを爆発させた。 事業主たちは「政府が守れないない方法で200万人余りを犯罪者と失業者に追い込もうとしている」として、猶予措置などを要求している。

 現在、国会にはシン・キナム民主党議員が発議した廃棄物管理法改正案が係留されている。 法の適用を更に4年猶予する内容を盛り込んだが、6月臨時国会の跛行により処理できなかった。 ポン・ジュホン全国資源リサイクル連帯代表は「全国7万の古物商業者が実定法に違反した法律違反者になる状況だ。 古物は廃棄物ではなくリサイクル資源であり、規制だけを前面に出すのでなく循環資源として理解し、そのための法・制度を一刻もはやく再整備しなければならない」と話した。

オム・ジウォン記者 umkija@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/596838.html 韓国語原文入力:2013/07/23 20:48
訳J.S(1328字)

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