6000個余りのロウソクのあかり(主催者側推算1万人、警察推算4500人参加)が6日夜、ソウル市庁前広場を照らした。市民たちは一方の手にロウソクを、もう一方の手に「拘束捜査ウォン・セフン」「全面改革国家情報院」等が書かれた小さなプラカードを持っていた。 6月21日にロウソク集会が始まって16日目、最も多くの人が集まった。 <参加連帯>と<民主社会のための弁護士会>など209の市民社会団体で構成された「国家情報院大統領選挙介入と政治介入の真相および縮小・隠蔽糾明のための緊急時局会議」(時局会議)が「国家情報院に拉致された民主主義を探しています」という主題で開催したロウソク集会だった。
制服姿の青少年が一番目についた。 青少年団体である<21世紀青少年共同体-希望>の会員チョン・ジュウン(17)君は「今日の民主主義の伝統を作った4・19も青少年から始まった。 今再び青少年が動かねばならない時だと考えて時局宣言に参加することにした。 きちんと知らせもしていないのに、すでに150人を越える青少年が時局宣言に同意するという意見を送ってきた」と話した。 彼らは「民主主義は座って待つのではなく権利を勝ち取ろうと努力する人だけが享受できるもの」と言い、憲法記念日の7月17日までに717人の青少年が参加する時局宣言を出すという計画を明らかにした。
娘と共に初めてロウソクのあかりを手にしたチェ・ソクポン(49)氏は「ウォン・セフン前国家情報院長だけでなく事件に関連した人々の罪状が一つ一つ明らかになり、責任ある人は処罰を受けなければなければならないと考える」と話した。 会社員キム・某(32)氏は「なまぬるい国政調査で終らせれば権力機関が選挙に介入してもかまわないという認識が広まってしまうだろう。 まともに処罰して初めて、二度とこういうことが起こらないようになる」と話した。
この日のロウソク集会には野党国会議員10人余りも参加したし、キリスト教団体、社会福祉士の会などが舞台に上がって国家情報院を糾弾し真相究明を要求する時局宣言を発表した。 現在まで時局会議をはじめとして11の大学の総学生会、16の大学の教授たち、15の市民社会団体が時局宣言を発表するなど、国家情報院を糾弾する声は持続的に広がっている。
専門家たちは、半月の間消えかかっていたロウソクのあかりが再び本格的に燃え上がるかどうかは国家情報院事件の真相究明如何にかかっていると見ている。 2008年米国産牛肉輸入反対ロウソク集会の時ほど大規模ではなくとも、国家情報院事件の真相がまともに糾明されなければ、じっと見守っていた市民の怒りが爆発するだろうということだ。
シン・グァンヨン中央(チュンアン)大教授(社会学科)は「国家情報院事件に対する国民の怒りは次々出される声明書や時局宣言で確認される。 今は事件の推移を見守る段階だが、国政調査がまともになされなかった場合、国民の怒りが爆発する可能性が高い」と話した。 パク・ソグン韓国進歩連帯代表も「今は一種の呼吸調節期間と見える。 表面的には静かに見えるが怒りの火は広まりつつある」と話した。
国家情報院糾弾ロウソク集会は、7日夕方ソウル太平路(テピョンノ)のファイナンスセンタービル前で17日目が続けられた。 時局会議は13日、清渓(チョンゲ)広場で大規模ロウソク集会を開く予定だ。
チョン・ファンボン、チェ・ユビン記者 bonge@hani.co.kr