慶北蔚珍郡(ウルチングン)北面のハンウル原子力発電所内の中ゴルフ場が取りざたされている。
ファン・イジュ慶北道議員(セヌリ党・蔚珍2)は11日慶北道議会臨時会で「原子力発電所側が保安施設という理由で住民たちのゴルフ場出入りを止めている。 この頃話題になっている‘スーパー甲’の横暴だと見ざるをえない」と主張した。
2008年11月に開業した6ホールのハンウル原子力発電所ゴルフ場は、国内唯一の原子力発電所内ゴルフ場だ。 利用料金は1万ウォンだ。
だが、ハンウル原子力発電所職員1700人余りだけが利用できて、平日にはがら空きだ。 地域住民はもちろんハンウル原子力発電所に勤める1600人余りの協力業者職員さえ利用できない。 そのために‘皇帝ゴルフ場’と言われている。
これに対してパク・ワングク ハンウル原子力発電所広報チーム長は「ゴルフ場は職員の体育施設だ。 警備と保安問題、政府指針などを勘案して開放していない。 協力業者職員に開放する問題は検討する。 だが、住民たちに開放することは蔚珍地域の他のゴルフ場の営業に被害を与えかねないため、早急に決めることは難しい」と明らかにした。 ハンウル原子力発電所は先月7日に変わった蔚珍(ウルチン)原発の新しい名前だ。
ク・テソン記者 sunnyk@hani.co.kr