ヨンフン国際中学校の裏口入学疑惑を買っているイ・ジェヨン 三星(サムスン)電子副会長の息子が自主退学を決めた。
ヨンフン国際中関係者は29日<ハンギョレ>との通話で「まだ学校に公式に退学願いを出してはいないが、家族が決定した段階であると理解している」と話した。 この学校の別の関係者も「イ副会長の息子が周辺の関心を浴び続け苦しんでいると承知している。 今日は学校に出てこなかった」と伝えた。
イ副会長の息子は昨年12月ヨンフン国際中の非経済的‘社会的配慮対象者’選考に合格したが、去る3月に行なわれたソウル市教育庁監査で学校側が成績を捏造して合格させたという情況があらわれた。 三星(サムスン)電子側は今年初めイ副会長の息子の社会的配慮対象者選考入学事実が明らかになると(<ハンギョレ> 1月22日付2面) 「規定にもとることがない」と説明したが、入試成績の捏造情況が確認されると結局、辞退を決めたわけだ。
一方、三星(サムスン)はイ副会長の息子の入試不正疑惑が大きくなり困惑を隠せずにいる。 今年が三星創立75周年、新経営宣言20周年などで慶事が相次いでおり祝祭を行わなければならないところなのに大型悪材料が弾けたためだ。 グループ側はイ副会長の息子の入学に関連した質問に「私どもが答えられることではないようだ。 家族の問題なので詳しく知らない」という説明だけを繰り返している。 キム・ジフン、イ・ヒョンソプ記者 watchdog@hani.co.kr