本文に移動

三星(サムスン) イ・ジェヨンの息子泳薰(ヨンフン)国際中 成績捏造入学 情況

登録:2013-05-29 00:56 修正:2013-05-29 06:47
ソウル教育庁、イ副会長息子の疑惑に "否認しない"
キム・ヒョンテ教育委員 "対国民謝罪し、入学を取り消すべき"
20日午後ソウル江北区(カンブック)道峰(トボン)路の泳薰国際中学校入口から生徒たちが下校している。 キム・テヒョン記者 xogud555@hani.co.kr

 泳薰国際中学校がイ・ジェヨン 三星(サムスン)電子副会長の息子を合格させるために入試成績を捏造した情況が確認された。

 ソウル市教育庁関係者は28日、最近の監査で入試成績捏造情況が確認された2013学年度泳薰国際中入学生の中にイ・ジェヨン副会長の息子が含まれているという疑いに対し "否認しない" と話した。

 ソウル市教育庁は去る3月から一ヶ月間にわたり泳薰国際中を総合監査した結果、学校が2013学年度非経済的社会的配慮対象者入学選考で、あらかじめ合格を内定した生徒3人に主観的採点領域(推薦書+自己開発計画書)で満点を与え、それでも合格圏の16位以内に入れないとして他の志願者の主観的採点領域点数を引き下げ、これらの生徒を合格させた情況を確認した。 この3人の中にイ・ジェヨン副会長の息子が含まれていた事実が明らかになったわけだ。

 ユ・ギホン民主党議員など野党議員15人が共同で調査した資料を見れば、イ・ジェヨン副会長の息子は教科成績が45.848点(50点満点)で、非経済的社会的配慮対象者選考に志願した155人中72位に留まり、合格圏である16位以内に入ることができなかった。 だが、推薦書(30点)と自己開発計画書(15点),出席および奉仕(5点)領域で全て満点を受けて15位で最終合格した。

 キム・ヒョンテ ソウル市教育委員は「世界的な企業を経営する財閥家の子供が、成績を捏造してもらい国際中に合格した疑いを受けていることに対し、怒りを越えて恥ずかしさを感じる。 イ副会長が今からでも率直に認め国民に謝らなければならず、教育庁はイ副会長の息子の入学を取り消さなければならない」と話した。

 検察は入試不正疑惑を受けている泳薰国際中をこの日押収捜索した。 ソウル市教育庁が監査した結果、泳薰国際中で成績捏造が組織的に行なわれた情況を確認し、去る20日キム・ハジュ泳薰学園理事長など学校関係者11人を告発して以来、9日ぶりに本格的な捜査に入った。

 ソウル北部地検はこの日ソウル江北区(カンブック)の泳薰国際中と学校法人 泳薰学園事務室、学校関係者の自宅などに検事と捜査官20人余りを送り、入学および学校運営関連書類と電算資料を広範囲に確保した。 押収捜索は午後3時30分頃に始まって5時間30分余り後の夜9時頃に終えられた。 検察関係者は「押収品の分量がぼう大で、デジタル科学捜査チームが一緒に出動しコンピュータ資料をコピーするのに長い時間がかかった」と伝えた。

 これに先立って検察は去る3月‘2000万ウォンの支援金を出して子供を泳薰国際中に合格させた’と暴露した父母を最近参考人資格で調査した。 検察は押収品分析を終え次第、学校関係者などを召還調査する予定だ。

キム・ジフン記者 watchdog@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/589512.html 韓国語原文入力:2013/05/28 23:46
訳J.S(1444字)

関連記事