建設業者○氏の高位公職者性接待疑惑を内偵中の警察が○氏の甥(姪)を参考人資格で調査し「性接待動画を保管している」という陳述を確保した。 警察は○氏を性暴行の疑いで告訴した女性事業家K氏からも性接待動画が存在するという陳述を確保した。
警察庁特殊捜査課は20日 「○氏の甥(姪)を呼びだし調査し‘性接待動画を保有している’という言論インタビュー内容を確認した」と明らかにした。 また 「女性事業家K氏など3人を19日参考人資格で召還調査した。 (性接待情況に関する)意味ある陳述を受け取った」と付け加えた。 K氏は警察の調査で‘○氏が性接待をして、それを撮影した動画を保管していると承知している’という陳述をしたとのことだ。 警察関係者は「K氏は○氏を最もよく知っている人であり、○氏が建設事業を受注する過程で犯した各種の不法行為について多くのことを知っている」と話した。
<ハンギョレ>取材の結果、K氏は昨年10月○氏と性関係を結ぶ場面を撮影した携帯動画が○氏の妻に発見されて、○氏とともに姦通の疑いで告訴された。 一ヶ月後、K氏は○氏が自身に薬品を飲ませ強制的に性関係を結び、その場面を撮った動画で脅迫し、15億ウォン台の金銭を奪ったとし、○氏をソウル瑞草(ソチョ)警察署に告訴した。 しかし、瑞草警察署は○氏の性暴行疑惑は明らかにできず、不法武器所持と動画撮影、麻薬所持の容疑などで起訴意見を付け去る2月に事件を検察に送った。 ○氏とK氏は去る2月に姦通の疑いで起訴された。
警察は○氏と知人2~3人、告訴人であるK氏と性接待を受けたと疑われる高位公務員など有力人物5~6人、性接待に動員されたと推定される女性10人余りなど計30人余りを捜査線上にのせたと伝えられた。
また、警察はK氏が○氏を性暴行の疑いで告訴した事件を捜査した瑞草警察署が確保した○氏別荘周辺のCCTV画像も分析して、別荘に来ていた人物の身元を把握する予定だ。 また近い将来、接待過程に動員された女性たちを召還し陳述を確保する計画だ。 警察庁関係者は「社会の指導層にある人々が性接待などのもてなしと金品を受け取り○氏の事業を助けたかを調べる」と伝えた。
パク・ヒョンチョル、パク・テウ、ホ・ジェヒョン記者 fkcool@hani.co.kr