社会指導層‘性接待疑惑’別荘に行ってみると…"芸能人も来ていた"
"昨年、高級車3～4台ずつ駐車 頻繁
そんな日には夜遅くまで明かりを煌々とつけて"
別荘近隣の住民・食堂主人など証言
建設業者○氏が高位公職者を含む有力人物に性接待をした所として名指しされている江原道(カンウォンド)原州市(ウォンジュシ)富論面(プロンミョン)の別荘は、村からぽつんと離れているが豪華な建物だった。 近隣住民たちは‘高級乗用車に乗った外地人たちがたまに別荘に出入りして夜遅くまで明かりをつけていることが多かった’と伝えた。
<ハンギョレ>が19日この別荘を訪れた時は、幅4m、高さ2m程の正門で管理人1人が別荘を守っていた。 正門の内側に管理人と見られる人が他に3人見えた。 「この×××、私有地に無断侵入せずに帰れ!」記者が別荘に接近することを恐れて、管理人が悪口とぞんざいな言葉を混じえながら敏感に反応した。 管理人は取材陣の問いには全く答えず、‘はやく帰れ’と怒鳴りまくった。
門の内側に200m以上長く続いている通路の左側に6軒の建物があった。 正門から最も遠い側に4階と3階の建物が一軒ずつあり、門に近い側に食堂と見える建物と管理人用宿舎などが並んでいた。 芝が敷かれた庭園にはプール2面と亭子2軒も見えた。
○氏の甥(姪)など3人の名義となっているこの別荘は何度も仮差押さえと競売を経て昨年4月ある営農法人の所有となり、現在は再び裁判所の競売開始決定がなされた状態だ。
○氏は主に週末を利用して知人たちと共に別荘を利用していたと見られる。 海兵隊出身である○氏は2012年3月と2011年4月に入隊同期の夫婦同伴の集いをここで催しもした。 住民キム・某(58)氏は「昨年だったか、週末に高級乗用車が3～4台ずつ別荘の門の中に駐車されていたことが何度もあった。 そのような日には夜9時過ぎまで別荘の建物に灯りが煌々と点いていた」と話した。 キム氏は「○氏が村の会合や名節の時に飲み物や焼酎などを何箱ずつ送ったと聞いた。 恐らく住民たちに申し訳ないと思ってそうしたのではないかと思った」と付け加えた。
少なくて3～4人、多い時には20人くらいが別荘に立ち寄ったりしたとのことが住民たちの説明だ。 ユン・某(77)氏は「3年前に別荘を修理したことがあったが、男女6人程が庭園を通って別荘内に入るのを見た。 遊びにきた様子だった」と伝えた。 別荘近隣のある食堂主人は「海鮮鍋などの出前を注文したりもしたが、多い時には20人分を注文したこともあった」と話した。 近隣町内が故郷のキム・某氏は「4年間○氏が別荘を利用してきたと聞いた。 有名コメディアンをはじめ芸能人も来ていたという話を聞いた」と伝えた。
一方、○氏の性接待疑惑を内偵中の警察は「まだ○氏は参考人身分であり、必要なら○氏と性接待リストに上がった人々、性接待に参加したという女性らを呼んで調査する」と明らかにした。
原州/キム・キュナム記者 3strings＠hani.co.kr
訳J.S(1512字)
